加古川市水道ビジョン2028
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第3章 現状と課題 26 2.危機に強く安定供給ができる水道の構築 水道水の安定供給のため、浄水場、配水池及び管路などの施設の整備・更新事業を実施しています。 また、施設・管路といったハード面での整備に加え、災害や水質事故などに備えた各種危機管理マニュアルを策定することで、ソフト面での対応も充実させています。 施設の更新・耐震化 (1) ① 浄水場・水源地の更新・耐震化 本市では、最も被害が大きい地震として山崎断層帯〔(主部南東部・草谷断層) マグニチュード7.3、最大震度7〕を想定しています。 大規模地震災害が発生した場合でも被害を最小限にとどめ、生命維持のための最低限の給水を確保するためには、施設の耐震化が求められています。 【浄水場の更新・耐震化】 平成16年度には中西条浄水場整備基本計画を策定し、優先度の高い施設から整備更新事業を実施しています。 これまでの取り組みとして、平成20年度に新管理棟・新電気棟を整備し、平成21年度には非常用発電設備を増強するため、自家発電設備を更新しました。 また、平成23年度には、浄水場及び他の水道施設の監視・運転機能を強化するため、中央監視設備を更新しました。

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