加古川市協働のまちづくり基本方針
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2 第2章 方針の概要 1 方針策定の目的 今後、さらに多様化・複雑化する社会・地域課題を解決し、みんなが生き生きと暮らせるまちをつくるためには、市民一人ひとりが、地域のためにできることを考え、様々な活動に積極的に参加していくとともに、多様な主体(※3)がそれぞれの強みを生かし、弱みを補い合えるよう役割を分担し、連携して課題に取り組んでいくことが必要です。 そこで、本市における協働によるまちづくりについての考え方を明らかにした「加古川市協働のまちづくり基本方針」(以下、方針という。)を策定し、まちづくりをより効果的に進めていきます。 なお、本方針は今後の社会情勢や本市の状況の変化、まちづくり活動の進展等に応じて、見直しを行うものとします。 2 方針の位置付け 本市基本構想においては、「いつまでも住み続けたい ウェルネス都市 加古川」を将来の都市像として掲げ、その実現のために「市民と行政との協働によるまちづくり」を進めていくこととしています。 さらに、基本構想に基づく後期総合基本計画(2016年度~2020年度)においては、「市政情報の積極的な発信や公開を進め、市民との対話により市民ニーズを把握するとともに、様々な分野において市民参画を推進し、市民と行政の協働によるまちづくりを推進する。また、地域の個性や特色を生かした活力あるまちづくりを進めるため、地域コミュニティ団体や市民活動団体への支援を行うなど、地域力の一層の向上に努める。」としています。 本方針は、この将来の都市像の実現に向けた協働によるまちづくりの進め方を具体化・明確化したものです。 ※3 多様な主体:市民、地域コミュニティ団体、市民活動団体、事業者、大学、研究機関、行政等地域社会のあらゆる主体のこと。

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