(1)加古川市子ども・子育て支援事業計画
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-63-第4章計画の推進に向けて1.計画及び子ども・子育て支援施策の推進体制の充実新制度の施行にあたっては、本計画に基づく「教育・保育」及び「地域子ども・子育て支援事業」の「量の確保」と「質の向上」に向けた取り組みを着実に進めるとともに、各事業での取り組みを進める担当部署が横断的に連携しながら、多種多様な子育て家庭のニーズに対応するための体制整備を図ることが重要です。このため、本計画に基づく取り組みの推進や、新たな子育て支援施策の立案、今後のさらなる少子化等の課題への対応など、本市における子ども・子育て支援を総合的に推進する体制を整備するため、新たに「こども部」を創設します。2.計画の達成状況や点検・評価本計画に基づく子ども・子育て支援施策を、地域の実情に合わせ、計画的かつ円滑に進めていくためには、行政だけではなく、子育て家庭、地域住民、各種団体、学校など、地域社会全体で協働し、推進していくことが必要不可欠です。本市では、子育て当事者の意見や地域の実情を踏まえ、計画の策定や子ども・子育て支援施策の推進を行うことを目的として、子どもの保護者、事業主・労働者の代表者、子ども・子育て支援事業の従事者、学識経験者、関係団体の代表者などで構成する「加古川市子ども・子育て会議」を設置し、様々なご意見・ご提言をいただいています。計画策定後も、同会議において、子育て支援施策の達成状況の点検や評価を行うとともに、庁内で組織する実務担当者会議等で見直しを図るなど、継続的な点検・評価・見直し(PDCAサイクル)の体制を構築し、取り組みを進めていきます。3.計画の見直しについて計画期間中、子ども・子育て支援給付に係る支給認定を受けた保護者の認定区分ごとの人数が、本計画に定める量の見込みと大きく乖離する場合などにおいては、適切な基盤整備や事業の実施を行うため、計画期間の中間年を目安として、必要に応じて本計画の見直しを行うことを検討します。

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