(1)加古川市子ども・子育て支援事業計画
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-60-⑥兵庫県での取り組み兵庫県では、発達障がい児の早期発見や支援体制の強化を目的として、平成24年7月に診断・診療機能と療育機能を併せ持つ兵庫県立こども発達支援センターを設置し、市町を通じて申込みされた、発達・情緒・行動面の問題において様々な課題を抱えている子どもに対し、医師や心理士、言語聴覚士、作業療法士、保育士、看護師、保健師が関わり、診断・診療や個別の支援計画に基づく療育を行っています。また、市町の療育機関づくりへの支援や、関係職員等に対する支援スキル向上の研修の実施を通じて地域の療育体制づくりを支援するとともに、地域の関係各機関と連携し、継続支援につなげる取り組みを進めています。また、ひょうご発達障害者支援センターを社会福祉法人への事業委託により実施し、専属スタッフの配属により、家族や関係施設・関係機関からの相談に応じ、必要な助言等を行うほか、専門的な支援が必要な事例への対応や、関係施設及び機関との連携により、地域における支援体制の総合的な整備に向けた取り組みを進めています。⑦本市の障がい児施策や兵庫県での取り組みとの連携本計画に基づき、子ども・子育て支援施策を展開していくにあたっては、「加古川市障害者福祉長期計画」の理念の下、教育・保育・療育などそれぞれの分野で取り組みを進める関係各課が連携に努め、さらなる充実を図るとともに、兵庫県が設置する支援機関が行う障がい児への専門的な支援との連携や情報共有を図りながら、本市の障がい児施策の充実を図っていきます。介護給付費の支給障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスとして、居宅介護や短期入所などのサービス利用が可能であり、その利用に対して介護給付費の支給を行っています。

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