(1)加古川市子ども・子育て支援事業計画
63/106

-57-また、兵庫県が実施している「障害児等療育支援事業」を受託し、在宅障がい児のライフステージに応じた地域での生活を支援するため、施設の有する機能を活用し、療育、相談体制の充実を図るとともに、各種サービスの提供の援助、調整等を行うなど、地域の在宅障がい児及び家族の福祉の向上を図る取り組みを行っています。こども療育センターにおける地域での生活支援の取り組み今後、当センターでは、平成27年4月から保育所等訪問支援事業と障害児相談支援事業を実施し、相談担当を配置して保護者の相談内容を整理したうえで、保健・福祉・教育などそれぞれに適した相談窓口との連携を図っていくこととしています。また、関係施設との連携を進め、地域療育の専門機関として専門的な知識や技術を生かし、障がいの軽減を図り、子どもが持つ「育つ力」を育み健やかな成長を促すことはもちろん、障がい児が社会の一員として地域社会で日常生活を送れるよう、障がい児やその保護者に対する支援のさらなる充実に努めていきます。おひさま教室発達にかたよりを持つ子ども(5歳児)と保護者を対象としたグループ支援を行っています。子どもグループでは友達とやりとりする楽しさを経験したり、聞く力や表現する力を高めるような活動を行い、親グループでは子どもへの関わり方を学び、保護者同士が気持ちを共有できる場としてグループ懇談を実施しています。きらり発達にかたよりを持つ子ども(保育所・幼稚園や福祉施設に在籍していない未就学児)を対象に、個別又はグループ支援を行っています。子どもグル-プでは他人に興味・関心を持ち、楽しんで保育に参加しながら基本的社会習慣の練習を行い、親グループでは、子どもへの関わり方を学び、育児不安の減少を図っています。・加古川西市民病院「発達外来」への医師の派遣・乳幼児発達相談への医師の派遣・療育を行う保育所、幼稚園、小学校等の職員に対する、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、保育士による技術指導の実施・加古川養護学校療育相談加古川養護学校の児童・生徒に対する学校生活が充実するような援助や、教諭との意見交換・感覚・運動教室の実施幼稚園の発達障がい児を担任している教諭等を対象に、身体の使い方や感覚面からの視点で子どもの行動を理解していく研修の実施・教育委員会(小学校・幼稚園)、保育所との連携必要に応じた文書の送付や訪問の実施

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る