公共施設等総合管理計画(本編)
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4 (2)地域別人口の推移と見通し 地域別の人口を、社会的、地理的、歴史的特性などにより設置されている市民センターにあわせて、9地域に区分して整理しました。 昭和55年から平成27年までの35年間で、本市の総人口は約21.2万人から約26.8万人と、約26%増加しています。これを地域別に見ると、南部に位置する加古川・野口・平岡・尾上・別府地域の人口は30%以上増加した一方で、北部に位置する地域のうち両荘・志方地域の人口は20%以上減少しています。また、北部に位置する地域の高齢化率*は南部に位置する地域に比べて高く、30%から35%となっています。 平成27年から平成32年までの5年間の地域別人口の推移を「加古川市総合基本計画」で見ると、平成27年までは明確な増加傾向にあった加古川・野口・平岡・尾上・別府地域の人口は微増又は微減へと変化する一方で、加古川北・両荘・志方地域では更なる人口の減少が見込まれます。また、全ての地域で高齢化が進行しますが、引き続き北部に位置する地域の高齢化率は南部に位置する地域に比べて高い見通しとなっています。 このように、将来人口の見通しや高齢化の進行については地域によって大きく異なりますが、本市全体としては人口減少や高齢化率の更なる上昇が続き、特に北部に位置する地域においては、その傾向が目立つものと予想されます。 地域別人口の推移 (昭和55年から平成27年までの35年間) (平成27年から平成32年までの5年間) ※昭和55年から平成22年までの国勢調査、加古川市総合基本計画に基づき作成しています。 —————————————— *高齢化率:65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合。 人口増減率 高齢化率(平成27年時点)人口増減率 高齢化率(平成32年時点)2%以上の減少1%以上の減少増加 1%未満の減少10%以上の減少 10%未満の減少 10%未満の増加 10%以上の増加

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