公共施設等総合管理計画(本編)
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27 機能・性能解体長寿命化のパターン②■現状維持で、機能回復に必要な更新を行った場合機能や性能は経年により劣化します。20年80年40年60年竣工故障等に対する部分的な対応(事後保全)解体長寿命化のパターン①解体機能回復・機能向上(大規模改修)機能回復(中規模修繕)機能回復(中規模修繕)■中間年に機能回復・機能向上に必要な更新を行った場合機能回復(大規模改修)機能回復(中規模修繕)機能回復(中規模修繕)■故障等に対する部分的な対応しか行わなかった場合20年80年40年60年竣工20年80年40年60年竣工不特定多数の利用が見込まれる大規模施設に適用パターン①に該当しない施設に適用劣化→← 向上機能・性能劣化→← 向上機能・性能劣化→← 向上竣工からの経過年数→竣工からの経過年数→竣工からの経過年数→ これまで本市では、公共施設に対して故障等が発生した部位に対して修繕する事後保全を中心に実施してきました。しかしながら、屋根や外壁などの建築物の骨格となる部位の鉄骨やコンクリートに漏水等が発生し劣化すると、大規模改修を実施したとしても建築物を使用できる期間が短くなってしまいます。そこで、今後はこのような骨格となる部位について漏水等が発生する前に修繕する予防保全を行うことで、既存の公共施設をより長期間使用することを目指します。 【長寿命化のイメージ】 (2)「長寿命化」の推進

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