第3期かこがわ教育ビジョン
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▼基本的方向3 質の高い教育を支える豊かな教育環境の整備 ⑪ 教育を支える仕組みの確立 管理職のリーダーシップのもと、教職員全員が協働して様々な教育課題に組織的かつ機動的に対応する体制を確立します。 【具体的な方針】 ◆ 教育委員会の機能の充実 教育委員の研修への積極的な参加や、学校園訪問による授業参観や施設の視察等を通じ、教育行政に関する知識や理解を深めます。また、学校運営協議会*の意見を集約することなど、地域住民の意思を反映させる体制の拡充により、教育委員会の更なる活性化を図ります。 さらに、総合教育会議*等の機会において、市長と教育委員会が、本市教育の課題やあるべき姿を共有し、相互に連携することにより効果的な教育行政の推進を図ります。 加えて、教育委員会の自己点検評価の質的な向上、教育委員会事務局組織の再編や人材育成による効率的・効果的な組織体制の構築等により、教育委員会機能の更なる充実を図ります。 ◆ 教育委員会及び学校園の取組に関する情報発信の充実 教育行政の更なる透明化を図り、市民により教育行政に対する関心を高めるため、地域訪問や懇談会等において教育諸施策の状況や学校園に関する事項について地域住民に周知するとともに、積極的にホームページや広報紙等を活用した幅広い情報発信に努めるなど、広報活動の活性化を推進します。 ◆ 教職員の勤務時間の適正化 兵庫県教育委員会が策定した「教職員の勤務時間適正化推進プラン*」に基づき、各校の実態に応じた具体的な目標を設定し、学校全体での取組を推進します。 また、すべての教職員が心身ともに健康で、子どもと向き合う時間を確保し、教育活動を更に充実させるとともに、ワーク・ライフ・バランスのとれた生活が送れるよう、学校と連携して、教職員の勤務時間の適正化を推進します。 54

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