第3期かこがわ教育ビジョン
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の場*」における指導や、一貫性のある支援の充実を図るために「個別の教育支援計画*」「個別の指導計画*」を作成し、PDCAサイクルのプロセスを大切にしながら、それらの活用割合を更に高めます。 ◆ 多様な教育的ニーズに応じた相談・支援体制の充実 連携による切れ目ない支援体制を充実させるため、就学前から小・中・高等の連携を図り卒業後も一貫した支援を受けられるようにするとともに、事例検討等を通して研修の更なる充実を図ります。 また、特別支援教育の研修を通して、各学校園で中核となる教職員の専門性の向上を図ります。 さらに、「兵庫県医療的ケア実施体制ガイドライン*」等を踏まえた医療的ケアを必要とする子どもへの対応に係る医療機関との連携を図るなど、教育委員会、福祉、医療等専門機関との協力体制を深めます。 加えて、アレルギー等のある子どもへの支援の充実のため、家庭や関係機関との連携の推進、校園内体制の整備、研修の充実を図ります。 ◆ 外国人児童生徒等への支援の充実 外国人児童生徒の受入体制を整備し、初等教育を受けることを希望する外国人児童生徒に対して教育を受ける機会を継続して保障します。 また、兵庫県の「外国人児童生徒にかかわる教育指針」に基づき、小・中学校等における外国人児童生徒等の指導を推進するため、関係機関と連携し、子ども多文化共生サポーター*等の派遣の充実や人材の確保、指導方法の研究及び改善に向けた教職員研修の実施など、多様な文化的背景をもつ人々と共生するための取組の推進を図ります。 【主な評価指標】 評価指標項目 令和元年度実績値 令和6年度目標値 個別の教育支援計画*等の作成を必要とする通常学級在籍児童生徒のうち作成人数の割合 87% 100% 関係機関との連携を図った児童生徒の割合 専門:66.1% (巡回教育相談) 福祉:79.6% 医療:82.9% 専門:75% (巡回教育相談) 福祉:84% 医療:87% 51

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