第3期かこがわ教育ビジョン
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さらに、「特別の教科 道徳」を要とした道徳教育を通して、命の大切さについて考えを深め、いじめ問題など、身近な課題を自分事として捉えさせ、体験活動と結び付けた取組等を実施することで、子どもの豊かな情操や規範意識、公共の精神等を育みます。 ◆ 「性的マイノリティ*」への理解 「性的マイノリティ」に対する教職員の理解を促進し、支援の充実を図るとともに、きめ細かな対応に向け、校内外での連携を進めます。同時に、性の多様性を認め合うことができる子どもの育成を目指します。 ◆ 様々な状況下における「生命」や「心」を大切にする教育の推進 命を大切にする心や思いやりの心、規範意識を養うなど、「心の教育」の充実を目指し、自然学校、トライやる・ウィークをはじめとする体験活動の更なる推進を図ります。 阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承し、防災訓練等の実施や防災教育副読本等の活用により災害に対する正しい知識や態度の習得を図り、自らの生命を守るために必要な判断力や行動力を育成する防災教育に取り組むとともに、互いに助け合うボランティア精神等の共生の心を育む福祉教育を推進します。 また、新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症等への正しい理解と、感染者、濃厚接触者とその家族、感染症の対策や治療に当たる医療従事者その家族等への偏見や差別を許さない態度を育成します。 ◆ 子どもの絆づくりを進める心の絆プロジェクト* 「心の絆宣言*」に基づいた、児童会・生徒会を主体とした取組により、子どもの居場所づくり、絆づくりを進める心の絆プロジェクトの活動を一層充実させていくため、ユニットで連携し、連続した実践を進めていきます。 ◆ ふるさと教育*の推進 学校教育におけるあらゆる教育活動において、郷土の自然、風土、産業、歴史や偉人等について学んだり、触れたり、地域と連携し、郷土の伝統文化や芸能、地域に根ざした行事へ参加したりする活動を通して、地域の一員としての自覚を高め、郷土に誇りや愛着を持ち、心豊かでたくましい子どもを育むふるさと教育を推進します。 48

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