第3期かこがわ教育ビジョン
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▼基本的方向2 子どもの未来を切り拓く力の育成 ④ 遊びから学びにつなげる就学前教育の推進 人格形成にとって重要な幼児期に、遊びや生活の中での多様な体験を通して、心身ともに調和のとれた成長を遂げることができる環境を創造するとともに、就学前教育の学びが小学校での生活に円滑につながるよう、就学前までの幼児期にふさわしい保育を推進します。 【具体的な方針】 ◆ 幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿*を踏まえた保育の充実 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」を視点にしたアプローチカリキュラム*を作成します。 また、幼児期にふさわしい遊びや生活を積み重ねることにより、幼児期において身に付けさせたい資質・能力を育む教育・保育の充実を図るとともに、発達や学びの連続性を踏まえた幼児期から児童期にかけての教育のつながりや連携体制を構築します。 ◆ 自立と協同の態度を培う多様な体験活動の充実 自然や動植物とのふれあい、幼児・児童・生徒、高齢者等との交流や地域行事への参加など、心身の調和のとれた発達を促す多様な体験の充実を図ります。 また、生活の中で感動体験を通して感じたこと、考えたことを言葉や様々な方法で表現したり聞いたりして、伝え合う力、人と関わる力を育てます。 さらに、幼児の育ちの姿をドキュメンテーション*で表し、研修を通して就学前教育全体の質の向上を図るとともに、ドキュメンテーションをホームページに掲載し、市内の子育て世代情報発信に努めます。 ◆ 子育て支援の充実 延長保育、一時預かり、病児・病後児保育*等の事業の継続・拡充を進めるとともに、引き続き、施設を中心とした保護者同士の交流、情報の提供、子育てに係る相談・助言の拡充を図り、認定こども園、幼稚園及び保育所を活用した子育て支援を推進します。 43

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