第3期かこがわ教育ビジョン
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Key Word 子どもの居場所づくりの推進 いじめ・不登校等への対応は、年々複雑化、多様化、困難化してきていることから、その未然防止と早期発見・早期対応を強化するため、スクールカウンセラー*やスクールソーシャルワーカー*、メンタルサポーター*の積極的な活用を行うとともに、学校内での組織的・機動的な指導体制の確立や心理的な支援の充実、関係機関との連携の推進など、支援体制の強化を図ることが重要となります。また、様々な取組を確実に推進していくために教職員の資質向上に取り組むとともに、学校園・家庭・地域が一体となって子どもの支援に携われるよう啓発活動を推進することで、「今日も学校が楽しかった」「明日も学校に行きたい」と思える、魅力ある学校・学級づくりを推進します。 子どもの社会的自立を支えるために、長期的視点に立ち、就学前から在学中、卒業後も切れ目なく連続・一貫した支援を受けられるよう学校園の連携を推進するとともに、早期支援のための就学相談や関係機関との連携強化を図るなど、専門的な視点から対応する仕組みを整えます。 Key Word 文化とスポーツを通した交流 人生100年時代*の学びを推進し、ふるさと加古川の文化やスポーツを通した心温まる交流機会を創出するため、地域における生涯学習やコミュニティ活動の拠点である社会教育施設において、市民の様々なニーズや地域の課題、現代的課題に対応した学習・活動機会を提供するとともに、市民に「集う」「学ぶ」「結ぶ」ことを促し、学校や家庭、地域の一層の連携を図ります。また、各施設の特色を生かしながら、市民の自主的な生涯学習への支援を行うとともに、暮らしや地域の課題に応える情報発信の充実を図ります。 35

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