第3期かこがわ教育ビジョン
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さらに、「学校を核としたまちづくり」に向けて、地域住民等の参画や地域の特色を生かした取組を展開することで、まち全体で地域の将来を担う子どもを育成するとともに、地域コミュニティの活性化を図ります。 Key Word 中学校区連携ユニット12*から学校園連携ユニットへ これまで、本市の教育の特色の一つとして取り組んできた「中学校区連携ユニット12」では、中学校区を一つの単位(ユニット)とし、その地域の認定こども園・幼稚園・保育所、小学校、中学校、特別支援学校が相互に連携し、家庭、地域とも連携を図りながら、子どもの連続した学びや育ちを支援してきました。 こうした取組をより一層推進するため、学校運営協議会*を設置し、これまで以上に家庭や地域との連携を推進するとともに、「中学校区連携ユニット12」は校種間連携をより一層充実させ、地域の実情を勘案しながら更に深化させた「学校園連携ユニット」として取組を進めます。小中一貫教育*や学校園連携教育*、ユニット単位での学校運営協議会設置など、地域の実態に応じて取り組むことにより、子どもの「生きる力」(知・徳・体のバランスの取れた力)の育成を図ります。 2 スマート Key Word ICT*を活用した教育の推進 現在の社会は、グローバル化が加速し、超スマート社会(Society5.0)*の到来や、ビッグデータ*や人工知能(AI)をはじめとする技術革新の急速な進展など、社会情勢は目まぐるしく変動しています。ICTによる技術革新が一層進展する中で、ICTの特長を生かした授業改善、情報活用能力等の育成や子どもの情報モラルの向上が急務となっています。 本市では、一人一台のパソコン端末を活用し、子ども一人一人に応じた学習を充実させるとともに、子どもの興味・関心を高め、知識や理解が深まる授業づくりのために、パソコン端末等のICT機器の効果的な活用だけでなく、多様な意見に触れ、協働して学ぶ学習を効果的に行います。さらに、教職員の指導力を向上させるため、パソコン端末等の活用に関する研修の充実を図ります。 33

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