第3期かこがわ教育ビジョン
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基本的方向3 質の高い教育を支える豊かな教育環境の整備 子どもが安全に安心して学べる環境づくり、誰からも信頼される学校づくりを 目指します。 誰からも信頼される学校づくりのためには、子どもが未来に向かって生き生きと学ぶための学習環境を整備するとともに、教職員一人一人がその専門性や指導力の向上に努め、十分にその能力や適性を発揮するなど、学校園全体の組織力、教育力を高め、機動的に対応できる組織を構築することが大切です。 そのため、校園長のリーダーシップのもと、教職員の協働体制を確立するとともに、教職員が精神的なゆとりを持って、子ども一人一人と向き合える時間を確保できるよう、更なる勤務時間の適正化に向け、継続して取り組んでいきます。 また、子どもが安心して学校園生活を送るために、学校施設の老朽化対策をはじめとした教育施設の整備や、よりよい教育環境づくりのために学校規模の適正化を進めます。 基本的方向4 生涯にわたって学ぶことのできる環境の整備 一人一人が豊かな人生を送ることができるよう、学び続けることができる機会 と環境づくりを進めます。 社会が大きな転換期を迎えるにあたり、生涯学習の重要性は一層高まっています。すべての人が生涯を通して学ぶことのできる環境の整備、多様な学習機会の提供、学習した成果を生かすことができる仕組みづくり、そして、それぞれのライフサイクルや様々なライフステージにおいて必要となる能力を着実に身に付け、自己実現を図る人づくりが求められています。 そのため、地域住民にとって最も身近な学習・交流の場であるとともに、人づくり・まちづくりの拠点として重要な役割を果たしている社会教育施設と学校教育が連携を密にし、ふるさと加古川の文化やスポーツを通した心温まる交流機会を創出し、人生100年時代*の学びを推進します。 29

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