第3期かこがわ教育ビジョン
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中学校給食の実現 成果 日岡山学校給食センターの完成に伴い、新たに6校の給食を開始した。また、(仮称)神野台学校給食センターの建設工事と、受配校の配膳室整備に着手した。 課題 食中毒や異物混入の防止対策、アレルギー対応など、給食開始校への徹底した安全管理体制を整える必要がある。また、(仮称)神野台学校給食センターの建設工事と、受配校の配膳室整備を滞りなく進める必要がある。 今後の方向性 施設整備を着実に進め、市内全中学校で安全・安心な給食を実施する。 ◆ 学校図書館の整備の推進 成果 図書資料の計画的な購入により、整備率の向上が図られた。 課題 蔵書数を増加させるためには、図書館の蔵書棚の拡充等の課題がある。 今後の方向性 計画的な新規購入及び廃棄により、魅力ある図書の充実及び図書標準の達成を目指す。 ◆ 教材・教具の整備の推進 成果 計画的な購入により、整備率の向上が図られた。 課題 学校園の運営管理の充実を図るためには、より計画的な整備が求められている。 今後の方向性 学習指導要領の改訂や幼稚園教育要領等に速やかに対応し、有用な教材の整備を計画的に行う。 ◆ 学校園のICT*環境の整備・充実 成果 統合型校務支援システム*全校導入により校務の効率化が進んだ。また、ICT機器の活用についての研修会を実施し、教職員のICT機器の活用能力の向上に寄与できた。 課題 一人一台のパソコン端末をはじめとしたICT機器を有効活用するために、デジタル教科書・教材等の学習用ソフトウェアの導入が急務である。 今後の方向性 一人一台のパソコン端末や電子黒板などのICT機器を最大限に活用できるデジタル教科書・教材等を早期に導入し、ICT環境の充実を図る。 ◆ 教育に関する研究成果等の蓄積・活用 成果 毎年20名の研究員が、年間を通して実践的研究を行い、その成果を研究発表会及び研究紀要によって全学校へ提供することによって、教職員の指導力の向上に寄与できた。 課題 複雑化・困難化していく教育課題に対応するための調査・研究の必要性は一層高まると予想される。その中で、多忙化している教職員の研究活動の機会の確保と研究意欲の高揚を図ることが課題である。 今後の方向性 研究員の負担を考慮しながら、より効率的で効果的な調査・研究の方法を模索し、研究成果の蓄積と活用を図る。 22

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