第3期かこがわ教育ビジョン
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重点目標 ⑥ 「健やかな体」を養う ◆ 学校における体育及び運動部活動の推進 成果 中学校部活動へ外部技術指導者等を派遣し、派遣した全ての学校がその効果を感じている。 課題 部活動の外部人材の活用は、教職員の働き方改革の観点からも効果的であり、充実に向けた取組が必要である。 今後の方向性 国の方針を踏まえ、外部指導者の更なる活用に向けた体制作りを進める。 ◆ 「全国体力・運動能力、運動習慣等調査*」結果の分析を活用した体力・運動能力の向上 成果 健康な生活を送るには、運動・睡眠・食事が大事だと感じている児童生徒の割合は高く、健康への意識付けが図られている。 課題 健康への意識向上を図るとともに、体力向上への取組も必要である。 今後の方向性 ウェルネス手帳を活用し、健康への意識向上を図っていくとともに、授業改善を行うことで体力向上を図る。 ◆ 遊びや運動を通した子どもの居場所の創出 成果 放課後子ども教室*においては、子どものスポーツ体験の推進を図った。志方児童館*が実施した各種事業により、遊びや運動を通して楽しく身体を動かして遊ぶ場を提供した。 課題 学校での活動場所やボランティアの確保が課題である。また、児童館の利用者数が年々減少している。 今後の方向性 安全・安心な子どもの居場所づくりの更なる充実に向け、環境及び体制の整備を図る。また、利用者のニーズに合わせ、事業の見直し等を進める。 ◆ 食育の推進 成果 家庭や地域と連携した食育や体験を通した食育は充実してきており、毎日朝食を食べる児童生徒の割合も高くなってきている。 課題 食育を推進するには、家庭との連携が不可欠であり、更なる連携を深めていく必要がある。 今後の方向性 ウェルネス手帳を活用し、家庭との連携を進め、食育の更なる充実を図る。 ◆ 健康教育・安全教育の推進 成果 専門家による健康教育については全ての学校で取り組んでおり、交通安全教室や防犯に関する安全教育についても取り組んでいる。 課題 児童生徒の健康や安全に対する意識向上のためには、学校、家庭、地域、関係機関が一体となって取り組んでいく必要がある。また、全小学校で「薬物乱用防止教室」を開催できるよう取り組む必要がある。 今後の方向性 引き続き、交通安全教室等、体験を伴う活動の充実を図る。 重点目標 ⑦ 社会的・職業的自立に向け、必要な能力を育成するキャリア教育*の推進を図る ◆ キャリア教育の推進 成果 トライやる・ウィークなど体験を通したキャリア教育が充実しており、夢や目標を持っている児童生徒の割合は全国平均と比較すると高い。 課題 各発達段階におけるキャリア教育は充実してきているが、校種間の接続を充実させていく必要がある。 今後の方向性 中学校区連携ユニット12*を活用し、校種間で連携したキャリア教育を推進する。 17

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