第3期かこがわ教育ビジョン
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◆ 情報モラル教育の推進 成果 児童生徒及び保護者を対象に研修会を実施し、ケータイ・スマホによるネットトラブルなどの防止に関する情報モラル教育の推進を図った。 課題 インターネットを利用したトラブルやいじめは増加しており、情報モラル教育の充実は喫緊の課題である。また、進化する情報通信技術に対応するため、正しい知識の習得や学校、家庭、地域ならびに関係機関が一体となった取組が必要である。 今後の方向性 人権研修等の活用や情報発信、家庭や地域への啓発に主眼をおき、関係各課と連携しながら情報モラル教育に取り組む。また、子どものSOSやトラブルの早期発見・早期対応のためにネットパトロール*を行う。 ◆ 環境教育の推進 成果 全ての学校において、体験活動を通した環境教育に取り組み、教科学習においても環境問題に関する学習を行っている。 課題 専門的な環境学習を実施することができるよう、企業やNPO等と連携した活動を増やす必要がある。 今後の方向性 企業やNPO等を紹介する機会を増やしていくことで、環境学習の更なる充実を図る。 ◆ 伝統・文化等に関する教育の推進 成果 学校行事や地域と連携した活動を通して、児童生徒が伝統・文化に触れる機会が増えている。 課題 授業時数の確保と行事の精選を進めていく中で、継続して伝統・文化に触れる学習活動を確保することが課題である。 今後の方向性 教科の学習において、伝統・文化に触れる学習活動の更なる充実を図る。 ◆ 体験活動の充実 成果 心の絆宣言*に基づいた特色ある取組を、各学校において児童会・生徒会が主体となり進めている。 課題 心の絆プロジェクト*においては、児童生徒の代表者が交流することで、各学校の児童会・生徒会活動が活性化するよう取り組んでいく必要がある。 今後の方向性 心の絆宣言に基づいた取組を一層充実させるため、中学校区ごとに連携し、連続した取組を進める。 ◆ 福祉教育の推進 成果 高齢者や障がい者との交流活動や手話、点字などの体験活動は充実している。 課題 体験を通した福祉教育の更なる充実を図る必要がある。 今後の方向性 社会福祉協議会や関係機関と連携した福祉教育の充実を図る。 ◆ 防災教育の推進 成果 体験活動を通した防災教育や副読本を活用した防災教育を全ての学校で実施した。 課題 充実した防災教育となるよう、校種間で連携した防災教育に取り組んでいく必要がある。 今後の方向性 各校の防災教育にかかる体験活動を情報交換し、効果的に防災教育を進める。 16

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