第3期かこがわ教育ビジョン
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重点目標 ④ 「確かな学力」を培う ◆ 学習指導要領の趣旨に沿った取組の推進 成果 全教員が「ことばの力育成プログラム*」や協同的探究学習*に基づく授業実践に取り組み、成果をあげている。 課題 新学習指導要領施行に伴い、授業改善や学習評価の在り方を検討していくことが必要である。 今後の方向性 「主体的・対話的で深い学び*」の実現に向けて、PDCAサイクルを確立し、指導と評価の一体化を目指す。 ◆ コミュニケーション能力育成を含めた学力向上に向けた取組の充実 成果 ALT*の配置の工夫等により、子どもが英語に親しむ機会の充実を図るとともに、実際の場面で使える英語力の育成を図るため、ALTを活用したパフォーマンステスト*を実施した。 課題 実際に使える英語力の育成が求められており、ALTを活用したパフォーマンステストの更なる充実を図る必要がある。 今後の方向性 ALTの効果的な配置やICT*機器を活用した英語教育のあり方について検討する。また、加古川CAN-DOプラン*の見直しを図る。 ◆ 「全国学力・学習状況調査*」結果の分析を活用した学力向上・指導改善の取組の推進 成果 全小中学校において、成果と課題を検証し、ホームページや学校だより等において公表している。 課題 児童生徒の思考力・判断力・表現力等に課題が見られる。 今後の方向性 協同的探究学習を核とした授業改善を進め、児童生徒の思考力・判断力・表現力等の育成を図る。 ◆ 読書活動の推進 成果 読書に親しむ児童生徒の育成を図るため、図書館や関係機関、学校園支援ボランティア*と連携し、小・中学校における読書環境の整備を進めた。また、学校用図書館管理システムの活用により、学校図書館管理の効率化を図った。 課題 司書教諭は学級担任等と兼務していることが多く、また、学校図書館運営の経験が豊富でない者も多い。 今後の方向性 学校用図書館管理システムにおいて蓄積したデータを基に、読書活動の啓発・推進を図り、より効果的な学校図書館運営ができるよう支援を続ける。 重点目標 ⑤ 「豊かな心」を育てる ◆ 道徳教育の推進 成果 「考え、議論する道徳」の実践となるよう、校内体制の充実や研修を行った。 課題 道徳の時間が充実するよう、校内研修等研鑽を積んでいく必要がある。 今後の方向性 PDCAサイクルにより、教職員の指導力向上や年間計画等の修正を図る。 ◆ 人権教育の推進 成果 同和問題をはじめ、人権課題の解決に向けた取組を実施した。 課題 人権教育の充実を図っていくため、校種間で連携し、感性に訴える人権教育を進める必要がある。 今後の方向性 校種間で連携した研修会や新たな人権課題に関する研修等を行い、教職員の人権意識の向上を図る。 15

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