第3期かこがわ教育ビジョン
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▼ 基本的方向1 地域総がかりの教育 重点目標 ① 学校園・家庭・地域の連携・協力を強化し、社会全体の教育力を向上させる ◆ 「中学校区連携ユニット12*」を活用した学校園の活性化 成果 学校園・家庭・地域が連携し、系統的なカリキュラムに基づいた特色ある取組が進められている。 課題 特色ある取組を持続可能なものにしていくとともに、地域との協働に係る取組に関して、学校運営協議会*とユニット12の役割を明確にしていく必要がある。 今後の方向性 学校園・家庭・地域の連携については学校運営協議会を中心に、就学前から中学校卒業までの校種間の連携はユニット12において、一層の活性化を図る。 ◆ ボランティア等の地域の教育資源を活用した学校園を支援する活動の推進 成果 学校園支援ボランティア*の登録が増加するなど、地域で学校園を支えていこうとする姿勢が広がりつつある。 課題 学校園と支援ボランティアや地域の団体等を繋ぐ地域コーディネーター*を複数配置する等、コーディネート機能を充実させていく必要がある。 今後の方向性 地域コーディネーターを、学校運営協議会の委員として委嘱することで、学校園と学校園支援ボランティア双方の思いをつなぐコーディネート機能を充実させる。 ◆ 放課後等の子どもたちの体験・交流活動等の場づくり 成果 児童クラブ*においては、施設等の環境整備を順次進めている。放課後子ども教室*においては、令和元年度に市内全小学校で開設を実現した。志方児童館*においては、放課後や長期休業中に子どもたちの体験・交流の場を確保した。 課題 児童クラブにおいては、質の向上に向けた取組を進めていく必要がある。放課後子ども教室においては、種目の充実に向けて取り組んでいく必要がある。志方児童館においては、利用者数が年々減少している。 今後の方向性 児童クラブにおいては、安全・安心な活動拠点として、適切な遊びや生活の場の提供を進める。放課後子ども教室においては、種目の充実を図る。志方児童館においては、利用者のニーズに合わせ、事業の見直し等を進める。 ◆ 地域ぐるみで子どもたちを育む教育の推進 成果 学校園と地域が協働した研修会・イベント等の活動は充実しており、子どもたちの満足度も高い。 課題 今後、ボランティア人材の確保と関係団体等との更なる連携が必要である。 今後の方向性 学校園・家庭・地域が協働した取組へと発展するよう、学校運営協議会の更なる充実を図る。 重点目標 ② 家族の絆を深め、家庭の教育力の向上を図る ◆ 家庭や地域の教育力の向上に向けた取組の推進 成果 家庭教育大学*事業や社会教育推進員・福祉教育推進員*の配置、図書館における講演会、講座等の開催により、家庭教育力の向上や地域の絆づくりを図った。 課題 家庭教育大学、図書館における事業ともに、参加者が少なく、固定化している。また、地域の指導者やリーダーの後継者が不足している。 今後の方向性 より効果的・効率的な事業となるよう見直しを図るとともに、地域コミュニティ活動を活発化するため、様々なリーダー養成を図る。 13

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