平成30年度 行政評価 施策評価シート
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H28H29H30H31H32表記平成29年度施策実行プラン(施策実施計画) 【年度当初】※各部局における「現状と課題」とその解決に向けた「平成29年度施策実行プラン(施策実施計画)」●学校施設の老朽化対策として、昭和56年以前に建設された建物のうち、耐震補強工事しか行っていない棟についてトイレ、内部設備、内装を中心とした改修を順次実施してきたところですが、ここ数年「昭和57年以降に建設された建物」の外壁モルタル片が落下するなどの事案が相次いで発生し、外壁の老朽化が新たに判明しました。従来の老朽改修工事の内容を、トイレ、外壁改修等を中心とした工事に変更し、老朽化対策を進め、学習環境の向上と施設の安全性の確保に努めます。 また、平成28年4月の「障害者差別解消法」の施行に伴い、障害のある子どもが十分に教育を受けられるための合理的配慮及びその基礎となる環境の整備が求められていることから、学校施設のバリアフリーについて、検討を進める必要があります。 平成29年度は、小学校3校(平岡北小、東神吉南小、尾上小)及び中学校3校(神吉中、平岡南中、中部中)について、トイレ、外壁等を中心とした老朽改修工事を進めます。また、学校施設のバリアフリー対策について検討を行うため、小学校11校及び中学校5校のバリアフリー改修設計を実施します。●学校施設の近隣住民から、校園庭植樹(高木)の落葉、ボール飛出し、騒音等について対応を求められています。前年に引き続き、高木剪定など、樹木の適切な管理に努めるとともに、中学校1校(浜の宮中)の防球フェンスを改修し、ボールの飛び出しについて対策を講じます。●小中学校でのICT機器の導入については、従来から教育用としてコンピュータ教室の整備、校務用として教職員用のコンピュータの整備を行っていますが、文科省においても「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画」が策定され、特に教育用コンピュータの環境整備についてはコンピュータ教室だけでなく、普通教室や特別教室でも学習支援のための機器整備を進めていく必要があります。また、学習指導要領では、児童生徒がコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用できるようにすることが重要とされており、情報教育及び教科指導におけるICT活用の充実が求められています。校務の効率化については、子どもに向き合う時間の確保のため整備率100%を達成していますが、順次更新を進めていく必要があります。今後も、文科省の計画を参考に学校現場のニーズを把握しながら、より効率的な機器の導入について優先順位をつけ整備を行う必要があります。 29年度については、小・中・特別支援コンピュータ管理事業では、リースによりコンピュータ教室及び校務用コンピュータの整備を引き続き行いますが、リースアップ後の機器についても教室等校内で有効活用を図ります。●中学校給食の実施について、市民の期待が高まっており、完全実施に向け準備や調整を行います。新給食センターの建設や運営についてはDBO方式により準備を進めます。●平成30年度給食開始予定の両荘中学校については配膳室を整備します。平成32年度実施予定の中学校のうち3校の配膳室の設計を行います。●中学校給食の実施について学校等関係機関と具体的な調整を行います。●現在給食を実施している学校の調理機器の老朽化が進んでいるため、計画的に更新を行います。学校支援ボランティア活動延べ人数単年度76,226人76,425人76,830人学校教育課青少年育成課不登校生徒の割合(中学校)単年度2.27%2.41%2.89%青少年育成課不登校児童の割合(小学校)単年度0.39%0.39%0.46%その他の関連指標H27H28H29データ所管課等 向上教育を支える環境に関して満足している市民の割合-55.0%55.5%  基本方針学校園においては、開かれた学校園づくりを推進するとともに、家庭、地域、学校園が連携・協力し、子どもたちの学びや育ちを支える環境の充実を図ります。また、社会環境の変化に対応し、高等学校、高等教育機関等との連携を促進します。まちづくりの指標(市民意識調査結果)とその他の関連指標まちづくりの指標総合計画策定時目標値(H32)施策04 教育を支える環境を整備する施策の展開1. 教育支援体制の充実2. 安全で快適な学習環境の整備3. 高等学校、高等教育機関等との連携 加古川市施策評価シート(平成29年度施策実行プラン及び平成30年度施策評価)教育総務部基本目標02 心豊かに暮らせるまちをめざして政策01 学校教育を充実する

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