加古川市都市計画マスタープラン
63/68

59●市街地整備重点地区 安全性や快適性に問題を有することから、重点的に市街地の整備・改善を進める必要のある地区。具体的には、東播都市計画の都市再開発の方針、住宅市街地の開発整備の方針、防災街区整備方針に位置づけられた地区等をいう。現時点の前記各方針に指定されている地区は以下のとおり。 〔都市再開発方針〕 ・1号市街地:宝殿、加古川、東加古川、浜の宮、別府 ・2項地区 :JR加古川駅北地区、篠原地区、寺家町地区 〔住宅市街地の開発整備方針〕 ・重点地区(2地区):JR加古川駅北地区、養田東地区 〔防災街区整備方針〕 ・防災再開発促進地区:篠原地区、寺家町地区 ・課題地域:JR加古川駅南西地区 ●自然環境保全地区 土地利用区分の一つで、市街化調整区域において、優れた自然環境の保全ならびに開発行為等の適正な管理を図る区域。 ●持続可能 将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲内で、環境や社会的な資源を利用し、現代の人々の要求を満たしつつ将来的な社会発展を継続的にすすめようとする概念。 ●市町村運営有償運送 交通空白地において、住民の生活交通を確保するため市町村自らが行う運送。 ●地場産業 特定の地域にその立地条件を生かして定着し、特産品を製造している産業。 ●住区 都市計画における、住居地域の構成単位としての区域。通常、小学校を中心として形成され、それに見合う人口規模(8,000人から1万人程度)を有する区域をいう。(→生活圏の項参照) ●集落地区計画 都市計画法および集落地域整備法に基づく地区計画等の一種で、都市計画区域(市街化区域を除く)内の農業振興地域にあって土地利用上の問題を抱える集落地域について、地域特性にふさわしい整備と保全を行い、営農条件と調和のとれた良好な居住環境の確保と適正な土地利用を図ることを目的に定める。 ●親水空間 河川、湖沼等の水辺において、水にふれる、接する、眺める等、水と親しむことができる空間のこと。 ●スプロール 市街地が無計画に郊外に拡大し、虫食い状の無秩序な市街地を形成すること。 ●生活基盤 都市基盤とほぼ同義だが、特に身近な生活環境にとって必要な都市基盤を指す。(→都市基盤の項参照) ●生活圏 人々の日常生活の行動範囲のこと。生活行動には買物、通勤、通学、通院、余暇等さまざまな目的の行動があるが、ここでは、特に居住地の近辺で行われる日常的な行動のこと。(→住区の項参照) ●生活利便施設 日用品の供給を主たる内容とする店舗や飲食店のほか、銀行や郵便局等の窓口、理髪店、学習塾など日常生活に必要なサービス施設のこと。 ●総合治水対策 近年の多発する局地的大雨や都市化の進展に伴う保水・浸透機能の低下等による浸水被害への対策として、従来からの河川整備や下水道整備による河川下水道対策「ながす」に加え、雨水の一時的な貯留や地下への浸透により河川や水路への流出量を抑制する流域対策「ためる」、浸水した場合の被害を軽減する減災対策「そなえる」を効果的に組み合わせた治水対策のこと。

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る