加古川市都市計画マスタープラン
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55③水と緑 ○法華山谷川、ため池などを良好な自然環境として保全・活用する。 ○播磨中部丘陵県立自然公園をはじめとする北部の丘陵地については、特に重要な緑の空間として保全するとともに、レクリエーション的な活用を検討する。 ○中心部の市街地においては、周辺の良好な自然環境と連携したネットワークの形成を図る。 ④景観 ○播磨中部丘陵県立自然公園をはじめとする北部の丘陵地の緑の空間や、ため池などの水辺空間を景観形成の柱として保全し、地域内に点在する社寺を重要な歴史資源として保全・活用した、地域の個性的な景観形成に努める。 ○高御位山、城山および周辺里山については、風景形成地域等の指定による良好な自然風景の保全等について検討する。 ○点在する集落においては、農地や里山、ため池、社寺などと一体となった集落景観の統一性の確保に努める。 ⑤市街地整備 ○中心部の北西市街地においては、地区計画制度や市民協定等を活用し、地域特性に応じた柔軟な土地区画整理事業により、計画的な市街化を誘導する。 ○中心部の市街地においては、地区計画制度等の導入により、適切な土地利用を誘導し、現況の歴史的なまちなみの保全を図る。 ⑥防災 ○志方市民センターについては、地域防災拠点としての機能の充実を図る。 ○民間建築物の個別建て替えや耐震改修による耐震・不燃化を促進する。 ○既存集落等においては、地区内道路の拡幅を促進し、地域防災活動などソフト対策とあわせて、災害に強い地域づくりを進める。 ○浸水被害の防止を図るため、二級河川法華山谷川改修事業を促進し、雨水・排水施設の整備、ため池や農地等を活用した流域対策など、総合的な治水対策を推進する。

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