加古川市都市計画マスタープラン
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54 まちづくりの方針 ①土地利用 ○志方町中心部においては、近隣住民の利用に供する生活利便施設を誘導し、地域拠点の形成を図る。 ○志方町中心部の市街地については、良好な低層住宅地の形成を誘導する。 ○播磨中部丘陵県立自然公園をはじめとする丘陵地においては、現在の良好な自然環境を保全し、市民により身近なものとなるようレクリエーション的な活用について検討する。特に、山陽自動車道の周辺については、無秩序な土地利用の防止と自然環境の保全に努める。 ○市街化調整区域においては、地域特性に応じて地区計画制度や田園まちづくり制度等を活用し、良好な田園環境や自然環境と調和した土地利用を誘導する。 ○(旧)住宅地造成事業法により形成された住宅団地などにおいては、地区計画制度の活用等により居住環境の保全・形成を図る。 ②-1基盤施設(交通施設) ○高砂北条線の整備を促進する。 ○JR宝殿駅や他地域との連携を強化する幹線道路の整備を進める。 ○路線バス、コミュニティ交通等を活用し、JR宝殿駅や志方町中心部との連携を強化する。 ○バス路線空白地域における地域の実情に応じた、移動手段の確保を進める。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 ②-2基盤施設(上水道および下水道施設) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、施設の耐震化や老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ○公共下水道区域外においては、合併処理浄化槽への転換を促進する。 9.志方地域まちづくりの目標 ①自然豊かな居住環境の保全 無秩序な開発を防止し、昔からのコミュニティや豊かな自然・田園環境など、志方町が古くから持つ良好な居住環境を保全する。 ②交通ネットワークの強化 高砂北条線をはじめとする幹線道路の整備や、バス路線等と連携し、他地域との交通ネットワークを形成する。

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