加古川市都市計画マスタープラン
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52②-2基盤施設(上水道および下水道施設) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、施設の耐震化や老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ○公共下水道区域外においては、合併処理浄化槽への転換を促進する。 ③水と緑 ○加古川、法華山谷川、ため池などを良好な自然環境として保全・活用する。 ○平荘湖周辺などの丘陵地については、特に重要な緑の空間として保全する。 ○加古川河川敷緑地においては、良好な自然環境を保全するとともに、市民がより一層親しみやすい水と緑の空間の形成を図る。 ○JR宝殿駅周辺を重点的に緑化を推進する地区として位置づけ、うるおいのある地域拠点の形成を図る。 ○JR宝殿駅、加古川、平荘湖など水と緑のネットワークの形成を図るとともに、加古川運動公園・加古川ウェルネスパークと加古川のネットワークについても検討する。 ④景観 ○加古川、平荘湖、法華山谷川、ため池などを景観形成の柱として保全するとともに、県道平荘魚橋線付近の古代の渚の名残をとどめる景観の保全を図る。 ○加古川運動公園・加古川ウェルネスパークについては、健康・レクリエーション拠点としてゆとりとうるおいのある景観形成を進める。 ○JR宝殿駅周辺については、地域の拠点としてにぎわいの中にも秩序のある景観形成を進める。 ⑤市街地整備 ○JR宝殿駅南地区においては、地域住民との協働により、適切な整備手法を検討する。 ○加古川バイパスとJR山陽本線に挟まれた地区においては、主要道路の整備や、地区計画制度を活用することにより、適切な土地利用に誘導する。 ⑥防災 ○広域連携軸上の道路整備や鉄道機能の強化による災害輸送ネットワークの形成を図る。 ○加古川西市民センターについては、地域防災拠点としての機能の充実を図る。 ○民間建築物の個別建て替えや耐震改修による耐震・不燃化を促進する。 ○既存集落等においては、地区内道路の拡幅を促進し、地域防災活動などソフト対策とあわせて、災害に強い地域づくりを進める。 ○浸水被害の防止を図るため、二級河川法華山谷川改修事業を促進し、雨水・排水施設の整備、ため池や農地等を活用した流域対策など、総合的な治水対策を推進する。

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