加古川市都市計画マスタープラン
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48 まちづくりの方針 ①土地利用 ○JR厄神駅周辺地区においては、生活利便施設を誘導し地域住民との協働により、地区計画制度や田園まちづくり制度等を活用し、地域拠点の形成を図るとともに、良好なまちなみの保全を図る。 ○市街化調整区域においては、地域特性に応じて地区計画制度や田園まちづくり制度等を活用し、良好な田園環境や自然環境と調和した土地利用を誘導する。 ○播磨中部丘陵県立自然公園をはじめとする丘陵地においては、現在の良好な自然環境を保全し、市民により身近なものとなるようレクリエーション的な活用について検討する。特に山陽自動車道の周辺については、無秩序な土地利用の防止と自然環境の保全に努める。 ○(旧)住宅地造成事業法により形成された住宅団地などにおいては、地区計画制度の活用等により居住環境の保全・形成を図る。 ②-1基盤施設(交通施設) ○バス路線の維持に努めるとともに、市町村運営有償運送(上荘くるりん号)においては、市民との協働によりさらなる利便性の向上を図る。 ○バス路線空白地域における地域の実情に応じた、移動手段の確保を進める。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 ②-2基盤施設(上水道および下水道施設) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、施設の耐震化や老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ○公共下水道区域外においては、合併処理浄化槽への転換を促進する。 7.両荘地域まちづくりの目標 ①魅力あふれるレクリエーション拠点の形成 権現総合公園などの自然活用型のレクリエーション施設の充実を図るとともに、既存施設とのネットワークの形成を図り、レクリエーション拠点として魅力の向上を図る。 ②自然資源の保全と緑豊かな居住環境の形成 無秩序な市街化によって、地域の水と緑の豊かさが損なわれないように保全する。また、周辺の田園・自然環境と調和した居住環境の形成を図る。

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