加古川市都市計画マスタープラン
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45 まちづくりの方針 ①土地利用 ○山陽電鉄別府駅周辺においては、商業機能の強化のほか、別府みなと緑地等の健康や文化・教育等の機能とのネットワーク化に努めるなど、副都心にふさわしい都市機能の集約強化および連携について検討を進める。 ○臨海工業地区においては、生産・流通等の拠点として現在の操業環境を保全する。 ○播磨中央幹線(国道250号)、神野別府港線などの沿道については、沿道サービス施設の適切な立地を誘導する。 ○幹線道路および補助幹線道路沿道においては、立地特性に応じた土地利用について検討する。 ○山陽電鉄別府駅周辺においては、副都心として良好な中高層住宅の誘導を図る。 ○市街化調整区域においては、地域特性に応じて地区計画制度等を活用し、良好な田園環境や自然環境と調和した土地利用を誘導する。 ②-1基盤施設(交通施設) ○別府駅周辺の拠点機能の強化を図るため、都心・副都心をつなぐバス路線の充実を図る。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 ②-2基盤施設(上水道および下水道施設) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ○公共下水道区域外においては、合併処理浄化槽への転換を促進する。 6.別府地域 まちづくりの目標 ①地域内の多様な都市機能とネットワークした副都心の形成 山陽電鉄別府駅周辺においては、商業機能の集積とともに、健康や文化・教育等の機能とのネットワーク化に努め、副都心にふさわしい都市機能の集約強化に努める。 ②快適な居住環境と生産環境の共存 快適な居住環境を確保するとともに、本市の基幹的な生産拠点としての適切な誘導を図り、生活と生産の調和した良好な住・工共存地区を形成する。 ③歴史性豊かな居住環境の形成 歴史的な建造物や社寺林、旧集落のコミュニティ性など、地域の古くからの良さを活用し、歴史性豊かな居住環境を形成する。

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