加古川市都市計画マスタープラン
46/68

42 まちづくりの方針 ①土地利用 ○山陽電鉄浜の宮駅、尾上の松駅周辺においては、生活利便施設を誘導し、地域拠点の形成を図る。 ○臨海工業地区においては、生産・流通等の拠点として現在の操業環境を保全する。 ○播磨中央幹線(国道250号)、尾上小野線などの沿道については、沿道サービス施設の適切な立地を誘導する。 ○加古川下流浄化センター周辺においては、レクリエーション拠点としての活用を図る。 ②-1基盤施設(交通施設) ○北播磨地域との連携強化のため広域連携軸上の道路整備を促進する。 ○地区内の骨格形成と通過交通を排除するための道路整備を進める。 ○バス路線見直しなどにより交通利便性の向上を図る。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良、踏切改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 ②-2基盤施設(上水道および下水道施設) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、配水幹線の整備や老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ③水と緑 ○加古川や泊川等の河川や水路を良好な水辺空間として保全・活用する。 ○浜の宮公園においては、地域のシンボル公園としての魅力の向上を図り、尾上公園においては、防災機能を持った公園としての整備について検討を進める。 ○山陽電鉄各駅、加古川、別府川、泊川、公園などの連携を考慮した水と緑のネットワークの形成を図る。 5.尾上地域まちづくりの目標 ①快適な居住環境と生産環境の共存 快適な居住環境を確保するとともに、臨海部の生産拠点としての適切な操業環境の保全を図り、生活と生産の調和した良好な住・工共存地区を形成する。 ②歴史性豊かな居住環境の形成 歴史的な建造物や黒松の群生、さらに旧集落のコミュニティ性など、地域の古くからの良さを活用し、歴史性豊かな居住環境を形成する。

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る