加古川市都市計画マスタープラン
40/68

36 まちづくりの方針 ①土地利用 ○加古川工業団地をはじめとする工業用地においては、周辺の居住環境との調和を図るとともに、現在の操業環境を保全する。また、公設地方卸売市場については現状を踏まえ、ニーズ等に対応した土地利用のあり方を検討する。 ○国道2号線、播磨中央幹線(国道250号)沿道などにおいては、沿道サービス施設の適切な立地を誘導する。 ○副都心では利便性の高い中高層住宅地を、また中低層住宅地区においては、既存の土地利用と調和した良好な居住環境の形成を誘導する。 ○東播磨南北道路の沿道等においては、その立地特性を生かした適切な土地利用の誘導を検討する。 ○加古川工業団地周辺においては、地区計画制度等を活用し、新たな産業系用地等の創出を図る。 ○加古川バイパス以北、旧集落およびその周辺においては、隣接する田園環境などに配慮した良好な低層住宅地の形成を図る。 ○市街化調整区域においては、地域特性に応じて地区計画制度等を活用し、良好な田園環境や自然環境と調和した土地利用を誘導する。 ②-1基盤施設(交通施設) ○広域連携軸をはじめとする南北幹線道路の整備を促進する。 ○都心と副都心のネットワークを形成するため、都市環状軸上の道路整備を促進する。 ○地区内の骨格形成と通過交通を排除するための道路整備を進める。 ○鉄道駅と連携したバス路線の維持に努めるとともに、バス路線空白地における地域の実情に応じた移動手段の確保を図る。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良、踏切改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 3.野口地域 まちづくりの目標 ①立地特性を生かした土地活用 広域連携軸である東播磨南北道路・尾上小野線の沿道においては、立地特性を生かした土地利用を図る。 ②快適な居住環境の形成 無秩序な開発による市街地の拡大を防止するため、開発許可制度、地区計画制度などを組み合わせ都市基盤整備を進めるとともに、良好なまち並みや緑化などを誘導し、快適な居住環境の形成を図る。

元のページ  ../index.html#40

このブックを見る