加古川市都市計画マスタープラン
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33 まちづくりの方針 ①土地利用 ○JR神野駅周辺においては、生活利便施設を誘導し、地域拠点の形成を図る。 ○神野の集落地域整備事業地区においては、集落地区計画により、水と緑豊かな住宅地の形成を図る。 ○JR厄神駅周辺地区においては、生活利便施設を誘導し地域住民との協働により、地区計画制度や田園まちづくり制度等を活用し、地域拠点の形成を図るとともに、良好なまちなみの保全を図る。 ○市街化調整区域においては、地域特性に応じて地区計画制度や田園まちづくり制度等を活用し、良好な田園環境や自然環境と調和した土地利用を誘導する。 ○神野台地区については、兵庫県の土地利用計画(健康拠点構想)と連携し、その立地特性を生かし、地区計画制度等により周辺の田園環境と調和した、生産・研究開発、流通・交流、健康などの複合的な機能の土地利用を図る。 ○(旧)住宅地造成事業法により形成された住宅団地などにおいては、地区計画制度の活用等により居住環境の保全・形成を図る。 ②-1基盤施設(交通施設) ○広域連携軸をはじめとする南北幹線道路の整備を促進する。 ○JR加古川線の各駅周辺の魅力向上、拠点性や利便性の向上を図る。また、バス路線空白地における地域の実情に応じた移動手段の確保を図る。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良、踏切改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 ②-2基盤施設(上水道および下水道) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、施設の耐震化や、送水管・配水幹線の整備や老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ○公共下水道区域外においては、合併処理浄化槽への転換を促進する。 2.加古川北地域 まちづくりの目標 ①円滑な広域連携軸と活力ある新たな生産・流通等の拠点の創出 播磨地域の内陸都市や臨海部との連携を強化するため、地域高規格道路として東播磨南北道路の整備を進める。また、東播磨南北道路のランプ周辺においては、田園環境等に配慮した生産・研究開発・流通・交流・健康等の拠点の創出に向けた側面的支援を進め、立地特性を活かした土地利用を図る。 ②自然および歴史資源と調和した居住環境の形成 地域の水と緑の豊かさや、点在する歴史資源が無秩序な市街化によって損なわれないように保全する。また、それらと調和した旧集落の居住環境の改善や既存住宅地の居住環境の保全を図る。

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