加古川市都市計画マスタープラン
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30②-2基盤施設(上水道および下水道施設) ○上水道施設の適正な維持管理を行うとともに、施設の耐震化や老朽管路の更新などを計画的・効率的に進める。 ○公共下水道区域においては、既設下水道施設の適正な維持管理・改築更新を進めるとともに、計画的な整備等を図る。 ○公共下水道区域外においては、合併処理浄化槽への転換を促進する。 ③水と緑 ○日岡山公園については、子育て世代のニーズに対応した施設のリニューアルを図る。 ○都心や日岡山公園と近接する加古川河川敷においては、良好な自然環境に配慮した、市民がより一層親しみやすい水と緑の空間の形成を図る。 ○JR加古川駅周辺においては、市街地整備と合わせた緑地の確保を図り、重点的に緑化を推進する地区として、緑豊かなうるおいある都心の形成を図る。 ○JR加古川駅、市役所、公園などの連携を考慮した水と緑のネットワークの形成を図る。 ④景観 ○加古川をはじめとする水辺空間、日岡山やその周辺の緑地空間、景観形成地区に指定した鶴林寺周辺、旧西国街道沿いの旧集落、社寺などを保全・活用した景観形成に努める。 ○JR加古川駅周辺においては、まちの顔となるにぎわいと風格のある景観となるよう、重点的な景観形成を進める。 ○市役所周辺においては、水辺や緑豊かな空間を利用した景観形成を進めるとともに、市内連携軸上の幹線道路などにおいては、沿道景観の統一性の確保を図る。 ○日岡山公園周辺においては、自然・歴史・文化資産を有する地域として、その保全・活用による景観形成を検討する。 ⑤市街地整備 ○市街地整備重点地区である篠原寺家町地区においては、地区の特性に応じた面的整備事業や地区計画制度等を活用して、都市基盤の整備と適切な建築物の誘導を図り、市街地の整備・改善を図る。 ○加古川バイパス以北においては、地域内の交通機能や防災性の向上を図るとともに、地区計画制度等を導入することにより適切な土地利用の誘導を図る。 ○市街化調整区域である間形地区においては、住民主体のまちづくりとして、地区計画制度の活用や面的整備事業により市街化区域への編入を検討する。 ○大規模な未利用地が見られる稲屋・友沢地区においては、開発許可制度、地区計画制度などを効果的に組み合わせ、良好な居住環境の保全・育成を図る。

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