加古川市都市計画マスタープラン
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29 まちづくりの方針 ①土地利用 ○JR加古川駅周辺においては、中心市街地として商業・業務、医療・福祉、住宅等の都市機能を誘導し、東播磨地域の中核都市として、緑豊かなゆとりと賑わいのある拠点の形成を図る。 ○JR加古川駅周辺においては、都心にふさわしい良好な中高層住宅を誘導し、加古川バイパス以北および鶴林寺周辺においては、隣接する田園環境や歴史資源と調和した良好な低層住宅地の形成を図る。 ○市街化調整区域においては、地域特性に応じて地区計画制度等を活用し、良好な田園環境や自然環境と調和した土地利用を誘導する。 ○日岡山公園周辺については、歴史・文化的資源を生かした公園と周辺地域が一体となったまちづくりを検討する。 ②-1基盤施設(交通施設) ○中心市街地の外郭を形成する中環状線および都心部の外郭を形成する内環状線の整備を推進する。 ○都心への良好なアクセスの確保や副都心との連携を強化するため、都市東西軸、南北軸を形成する幹線道路の整備を進める。 ○加古川による東西分断や交通渋滞解消のため、神吉中津線(新橋梁)の整備を進める。 ○東西幹線軸強化や拠点間の連携強化のため、国道2号線の整備を促進する。 ○JR山陽本線および加古川線の利便性の向上を図るとともに、コミュニティバスなどJR加古川駅を拠点としたバス交通の充実を図る。 ○交通事故、交通渋滞を解消するため、交差点改良、踏切改良や現道拡幅等の整備により、快適で安全な道路空間の形成を図る。 1.加古川地域 まちづくりの目標 ①うるおいある魅力的な都心の形成 JR加古川駅周辺においては、中心市街地として商業・業務、医療・福祉、住宅などの都市機能の集約強化や土地利用の高度化を進め、賑わいを取り戻すとともに、加古川をはじめとする水辺(水)や歴史的資源等を活用した景観形成や緑化推進により、うるおいある魅力的な都心を形成する。 ②魅力ある行政サービス拠点の形成 公共公益施設などの更新や機能の強化にあわせ、敷地内での緑化推進など良好な景観形成により、魅力ある行政サービス拠点を形成する。 ③快適な居住環境の形成 無秩序な開発による市街地の拡大を防止するため、面的整備事業等を活用し、計画的に道路・公園などの都市基盤整備を進めるとともに、良好なまち並みや緑化などを誘導し、快適な居住環境の形成を図る。

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