加古川市都市計画マスタープラン
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18 2-3.水と緑のまちづくりの方針 (1)基本的な方向性 ①水辺空間の保全・活用 ②緑地の保全 ③市民に身近な公園整備の推進 ④市街地の緑化の推進 ⑤水と緑のネットワーク化の推進 (2)基本方針 1)水辺 ●加古川を市のシンボル的な水と緑の空間として、重点的に保全するとともに、親水空間としてレクリエーション機能の充実を図る。 ●その他の河川、疏水については、日常生活における身近な水と緑の空間として保全・活用する。 ●加古川河口域、湖沼、ため池については、日常生活における身近な水と緑の空間として、自然環境に配慮しつつ、その活用や周辺の公園整備と一体となった保全・活用を図る。 ●海については生産活動の場としてだけでなく、親水空間としてレクリエーション機能を充実することにより、魅力あるウォーターフロントの形成を図る。 2)緑地 ●北部丘陵地域や平荘湖、権現湖周辺など本市の緑の骨格や拠点については、水と緑の空間として保全するとともに、レクリエーション的な活用についても検討する。 ●田園地域については、優良農地を保全するとともに、市民が農に親しめるレクリエーション的な活用についても検討する。 ●青垣(印南野台地の斜面緑地)をはじめとする、まとまった緑地については、CO2吸収源ともなる貴重な緑の空間として保全する。 ●市街地内に点在する緑地や農地のほか、田園地域の里山や社寺林などについては、環境保全やレクリエーション、防災機能など多面的な価値を評価し、水と緑のネットワークを形成する資源として保全・活用を図る。 3)公園 ●市民ニーズに対応した、公園の整備や施設のリニューアルなどを進める。 ●市民に身近な公園として、ユニバーサルデザインに配慮した住区レベルの公園整備を進めるとともに、安全で快適に利用できるよう市民との協働による適正な維持管理を行う。 ●公園等における民間活力の導入について検討する。 ●都市計画公園の見直しや再整備を推進する。

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