加古川市都市計画マスタープラン
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14 2-2.基盤施設整備の方針 1.交通施設 (1)基本的な方向性 ①体系的な幹線道路整備の推進 ②都心・副都心への良好なアクセスの確保 ③身近な道路整備の推進 ④歩行者・自転車利用ネットワークの形成 ⑤交通結節点機能の強化 ⑥公共交通機能の充実・ネットワークの形成 ⑦適時・適切な都市計画の見直し (2)基本方針 1)道路 ①広域の連携を支える道路 ●東播磨南北道路の整備を推進するとともに、播磨臨海地域道路の早期事業化を目指し、内陸都市や臨海都市との連携を強化する。 ●広域圏の骨格を形成する南北および東西方向の主要幹線道路の整備を進め、都市間交通や通過交通を対象とした交通機能を強化する。 ●加古川バイパスでの交通渋滞、交通事故や騒音問題を解消するため、沿道環境や走行環境に配慮した加古川バイパスリニューアル計画の事業促進を図る。 ●市街地内から山陽自動車道への良好なアクセスを確保する。 ②市内の骨格を形成する道路 ●市街地の外郭となる外環状線の形成により、通過交通を排除し、市街地内の円滑な交通を確保する。 ●中心市街地の外郭となる中環状線の形成により、中心市街地への集中交通の分散を図るとともに、都心地区の外郭を形成する内環状線との連携により、JR加古川駅周辺へのアクセスの向上を図る。 ●南北方向の幹線道路整備を推進し、中心市街地へのアクセス性の向上を図る。 ●都心・副都心を連絡する道路機能を強化し、活発な交流が行える道路ネットワークの形成を図る。 ●主要幹線道路、幹線道路における渋滞交差点の解消、緩和を図る。 ③地域内の骨格を形成し、サービスを提供する道路 ●主要幹線道路、幹線道路へのアクセス道路を確保する。 ●地域住民との合意形成を図りながら、面的整備事業などの活用により、補助幹線道路および住区内の良好な市街地形成や防災性の向上を目的とした区画道路の整備を進める。 ④地区内の生活を支える道路 ●既存集落などにおける狭あい道路や接道不良などの解消に向け、道路整備協定等の取組みを促進する。

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