加古川市都市計画マスタープラン
15/68

11⑤住居系 ●主要駅周辺の一般住宅地区においては、中高層住宅の誘導と、良好な居住環境の保全・育成を図る。 ○JR加古川駅周辺、JR東加古川駅周辺、山陽電鉄別府駅周辺、JR宝殿駅周辺 ●低層住宅地区においては、低層の住宅地として良好な居住環境の保全・育成を図る。 ○加古川バイパス以北の地区、鶴林寺周辺ほか ●中低層住宅地区においては、中低層の住宅地として良好な居住環境の保全・育成を図る。 ●基盤整備が未熟な未利用地や既存集落においては、開発許可制度、地区計画制度等を効果的に組み合わせ、良好な居住環境の保全・育成を図る。 ●緑地や空地が不足しているミニ開発地や既存集落においては、周辺の民間緑地や農地等を保全し、防災空間や憩いの場などの多面的な機能の活用を検討する。 ⑥その他(共通事項) ●基盤整備状況や立地特性に応じた建築物の高さ規制導入による居住環境の保全を図る。 ●都市機能の拡散を防止するため、大規模集客施設の立地制限により都心・副都心への都市機能の集約化を図る。 2)市街化調整区域(都市的土地利用を抑制する地区、田園環境、自然環境を保全・育成する地区) ①加古川 ●災害防止のための治水対策に配慮しつつ、公園やレクリエーションの場として市民により親しまれる場として活用を図る。 ②田園環境保全地区(開発管理区域) ●無秩序な市街化を抑制し、農業環境および自然環境の保全を図る。さらに都市住民が農業や自然を体験できる場等として活用する。 ●市街化への開発圧力を受けて、無秩序な建築・開発行為により不良な街区の環境が形成されるおそれがある既存集落および基盤整備が整った地区等については、地区計画制度の活用により、居住環境の保全・育成を図る。 ●沿道開発調整区域においては、地区計画制度の活用により、周辺環境と調和した土地利用の誘導を図る。 ③自然環境保全地区(開発管理区域) ●都市近郊の有効な自然環境を保全するため、無秩序な開発を防止するとともに、市民のレクリエーション空間としての活用について検討する。 ④既存住宅地区 ●周辺への無秩序な市街地拡大を防止し、周辺環境との調和を図る。 ●地区計画制度を活用し、住宅地のゆとりとうるおいある居住環境を保全するとともに、自然環境や田園環境への近接性などを生かした魅力づくりを促進する。

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る