加古川市都市計画マスタープラン
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61-4.将来人口フレーム 加古川市基本構想に基づき、目標年次である平成32年の人口を概ね265,000人とする。 1-5.将来の都市構造 加古川市の土地利用特性からなる基本構成を維持しつつ、都市拠点をはじめ各拠点を適切に配置し、その拠点性を充実するとともに、広域および市内の拠点を相互に連携し、「まとまりとつながり」を重視した持続可能な都市構造として拠点連携・集約型都市構造の形成を目指す。拠点連携・集約型都市構造とは、一極集中を行うものではなく、それぞれの都市拠点(都心、副都心、地域拠点)毎の一定のエリアに各拠点規模に応じた都市機能の集積を図り、各拠点間を交通ネットワークで結び連携させ、日常生活に必要なサービスや行政サービスが身近に存在するまちを実現するものである。 (1)基本的な構成(地域とシンボル) 地域 土地利用などの特性によって分類される3つの層をゾーンとする。 ○北部 ○南部および中央部 ○臨海部 シンボル 加古川を市のシンボルとする。 ○加古川:市民の憩いとレクリエーションの拠点、河川景観軸 (2)拠点と軸 拠点 都市拠点:商業、サービス、文化機能などの都市活動の中心地。対象となる圏域に応じたいくつかのレベルがある。 ○都 心:JR加古川駅周辺(中心市街地) ○副都心:JR東加古川駅周辺、山陽電鉄別府駅周辺 ○地域拠点:JR宝殿駅周辺、JR土山駅周辺、JR日岡駅周辺、JR神野駅周辺、JR厄神駅周辺、山陽電鉄浜の宮駅周辺、山陽電鉄尾上の松駅周辺、志方町中心部 行政サービス拠点:行政、福祉などの公共的なサービスの中心地。 ○市役所周辺 生産・流通等の拠点:産業(主に製造業を中心とした工業あるいは流通業等)の中心地。 ○臨海工業地区 ○加古川工業団地、加古川東工業団地 レクリエーション拠点:市民の健康づくりや憩いとやすらぎの中心地。あるいは広域から集客できる観光・レクリエーション拠点。 ○加古川運動公園 ○平荘湖、加古川ウェルネスパーク ○権現総合公園 ○見土呂フルーツパーク ○加古川河川敷緑地 ○日岡山公園、鶴林寺公園、浜の宮公園、志方東公園、尾上公園

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