加古川市人口ビジョン
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- 22 - (2)シミュレーション結果と分析 シミュレーションの結果を用いて、5年ごとに年齢3区分別人口比率を算出すると以下のとおりとなります。 年少人口(0~14歳)の比率については、パターン1では減少し続け、平成72(2060)年以降10%を下回る見込みですが、シミュレーション1、2では、平成42(2030)年に下げ止まり、その後、上昇しはじめます。 また、生産年齢人口(15~64歳)の比率については、シミュレーション1、2では、年少人口比率が増加する影響により、平成67(2055)年まではパターン1よりも低く推移しますが、その後、シミュレーション1はパターン1を上回り、シミュレーション2はパターン1に追いつきます。平成72(2060)年時点では、シミュレーション1はパターン1と比べて0.5ポイント高くなる見込みです。 高齢人口(65歳以上)の比率については、パターン1では上昇し続けますが、シミュレーション1、2では、平成62(2050)年をピークに減少しはじめます。平成72(2060)年時点では、シミュレーション1、2は、パターン1と比べて約5ポイント下回ることになります。 よって、将来的に出生率の向上等が図られると、年少人口比率の上昇や高齢人口比率の低下が起こり、人口構造が若返るといえます。 平成22(2010)年から平成72(2060)年までの総人口・年齢3区分別人口比率 (単位:%) 平成22(2010)平成27(2015)平成32(2020)平成37(2025)平成42(2030)平成47(2035)平成52(2040)平成57(2045)平成62(2050)平成67(2055)平成72(2060)パターン1266,937264,049259,249252,185243,505233,544222,973212,156201,115189,524177,39914.713.712.711.811.110.810.810.710.410.19.864.661.459.859.859.658.455.654.253.653.553.720.725.027.528.329.330.833.635.136.036.436.575歳以上人口比率8.610.513.416.618.118.118.319.522.223.423.7シミュレーション1266,937264,909261,610256,554250,301243,584237,100230,427223,597216,426209,06714.714.013.513.313.213.614.314.915.014.814.964.661.259.358.858.356.954.152.852.653.354.220.724.927.227.928.529.531.632.332.431.931.075歳以上人口比率8.610.513.316.417.617.317.217.919.920.520.1シミュレーション2266,937267,522265,954262,466257,691252,300246,903241,218235,405229,168222,64614.714.013.513.413.213.614.415.015.215.015.164.661.159.158.457.856.253.351.951.852.853.720.725.027.428.229.030.132.333.033.132.231.275歳以上人口比率8.610.613.416.618.017.817.718.520.521.120.665歳以上人口比率0~14歳人口比率15~64歳人口比率65歳以上人口比率総人口(人)0~14歳人口比率15~64歳人口比率総人口(人)総人口(人)0~14歳人口比率15~64歳人口比率65歳以上人口比率

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