まち・ひと・しごと創生戦略会議
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9 5.総合戦略の基本目標 総合戦略では、国の総合戦略が示す4つの政策分野ごとの基本目標を踏まえ、人口減少・少子高齢化といった課題に正面から向き合い、「いつまでも住み続けたいウェルネス都市 加古川」の実現を図るため、平成32(2020)年の総人口26万5千人をめざし、次の4つの基本目標を定めます。 基本目標1 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる 子育てにかかる負担の軽減や不安の解消、保育や子育て環境の充実、質の高い教育環境の整備など、子育て施策を充実するとともに、すべての子育て世代が子どもたちを健やかに育てることのできる環境を整備し、若い世代が安心して結婚・出産・子育てができる社会を実現することで、人口減少に歯止めをかけます。 基本目標2 暮らしの安全・安心を守るとともに、地域と地域を連携する 防犯や交通安全対策、医療体制の充実、公共交通機能の充実など、市民の暮らしを守る施策を一層進め、市民や関係団体、関係機関などとの連携を強化し、地域で支えあう仕組みづくりを支援することで定住につなげます。 また、姫路市を含む播磨圏域7市8町との広域連携による「経済成長のけん引」「高次の都市機能の集積・強化」及び「生活関連機能サービスの向上」に積極的に取り組むことで、活力ある地域経済を維持することをめざします。 基本目標3 地域への新しい人の流れをつくる 空き家や空き店舗等を有効活用した拠点整備、主要駅周辺の機能充実、観光資源や公園・緑地・親水空間の魅力づくりなど、地域ごとに特色のあるまちづくりを推進することで交流人口の増加につなげます。 また、本市の認知度やイメージの向上に努めることで、市民としての誇りや一体感の醸成につなげるとともに、交流人口の増加や定住人口の確保につなげます。 基本目標4 地域における安定した雇用を創出する 若者の就労を積極的に支援するとともに、地域を担う中核企業の育成や企業誘致、地場産業をはじめ製造業を中心としたものづくり産業の振興、若者や女性を対象とした創業支援などに積極的に取り組むことで、継続的に安定した雇用機会の創出を図り、若い世代の定住につなげます。

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