計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
92/123

86 5 高齢者の明日を支える人づくり (1)住民自らが生活の質を向上するための支援の充実 ● ● ● ● ● 高齢者が住み慣れた地域で自分らしく生活していくためには、住まいや自身にとって必要な支援・サービス、「看取り」の場所などを自ら選択できる仕組みづくりが大切になります。しかし、少子・高齢化が進む中、様々な法律の見直しが行われ、制度の変更やサービス内容の多様化など、必要な情報を適切に見いだすことが困難な状況となっています。 アンケート調査では、高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センター※を知らない人の割合が一般高齢者※で39.8%、要介護者で26.2%、介護者で17.2%となっています。また、介護支援専門員※に対するアンケートで、今後、市に期待することとして「情報提供の充実」の割合が64.2%と最も高く、次いで「サービス基盤の充実」が61.5%となっており、高齢者自身が自分らしい生活を選択するための相談窓口や介護サービス、地域資源などの情報が十分に周知されていない状況です。 そのため、高齢者自身が自分らしい生活を選択できるよう様々な介護サービスや地域資源などの情報提供の体制を整備するとともに、提供された情報を適切に選択していくための知識の普及啓発を進めていきます。 項目 内 容 介護サービスや地域資源などの情報提供の体制整備 高齢者に対して正確な情報を迅速に伝えていくために、広報かこがわや加古川市ホームページなどを活用し、情報提供の体制を整備していきます。 ○ 広報かこがわや加古川市ホームページなどの活用 ○ 介護保険ガイドブックなどのパンフレットの作成 ○ 「二市二町コミュニティケアネットシステム※」や介護サービス情報公表制度などの活用 自分らしい生活が選択できる知識の普及啓発 地域包括支援センターなど関係機関と連携しながら、介護サービスや地域資源などを積極的に情報発信するとともに、高齢者自身が生活に適したサービスや地域資源が選択できるよう啓発を推進します。 ○ 市民に向けた地域包括ケアシステム※についての知識の普及 ○ 介護サービスや地域資源などの利用に関する知識の普及 ○ 高齢者サロンなど高齢者が集う場を活用し、健康管理などに関する知識の普及 5.高齢者の明日を 支える人づくり 【基本目標】 【基本施策】(1)住民自らが生活の質を向上するための 支援の充実 (2)ボランティア・NPOなどへの支援 (3)介護や相談業務に携わる人への 支援の充実

元のページ  ../index.html#92

このブックを見る