計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
87/123

81 ① 地域密着型サービス※基盤の整備 ※地域密着型特別養護老人ホーム及び認知症対応型共同生活介護※(認知症高齢者グループホーム)については、次ページ「②介護保険施設等の基盤の整備」において整備目標値を設定します。 (ア)定期巡回・随時対応型訪問介護看護※及び夜間対応型訪問介護※ 在宅サービスの強化や24時間支援体制及び医療連携の充実を進めるために、これら全てを提供できる定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所について、2025年(平成37年)までに各圏域に1か所ずつの整備を目標とします。 本計画では、具体的な整備数は定めませんが、日常生活圏域※ごとの整備バランスと照らし合わせ、選考により整備を行うこととします。 (イ)小規模多機能型居宅介護※及び看護小規模多機能型居宅介護※ 今後、小規模多機能型居宅介護事業所は、地域包括ケアシステム※の拠点施設としての機能が期待されています。現在開設している小規模多機能型居宅介護事業所が多くの人に利用されていることや、アンケート結果においても小規模多機能型居宅介護の整備希望する人の割合が高かったことから、引き続き市域全体においてバランスよく整備を進める必要があります。 そこで、各圏域において、在宅サービス利用可能な要支援・要介護認定者※のうち一定数の人が小規模多機能型居宅介護を利用できるよう、小規模多機能型居宅介護と看護小規模多機能型居宅介護(旧称 複合型サービス※)をあわせて6か所整備します。 整備に際しては、小規模多機能型居宅介護及び看護小規模多機能型居宅介護事業所が単なる介護サービス提供の場ではなく、地域住民の交流の場となるよう指導・助言していきます。 なお、既存の小規模多機能型居宅介護が看護小規模多機能型居宅介護へ転換することも認めます。その場合、整備計画値の6か所には含みません。 (ウ)認知症対応型通所介護※ 認知症と判断される要支援・要介護認定者の増加が見込まれることから、市域全体において、小規模多機能型居宅介護や看護小規模多機能型居宅介護の整備状況を加味したうえで、バランスよく整備を進める必要があります。 未整備の圏域に加え、整備量の少ない圏域を中心に、尾上町圏域及び別府町圏域以外の7圏域について7か所整備します。

元のページ  ../index.html#87

このブックを見る