計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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80 4 介護保険事業の円滑な管理運営 (1)介護サービス基盤の整備 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 介護サービスを必要とする高齢者の数は、今後団塊の世代※が後期高齢者になる2025年(平成37年)には16,320人と現在の1.47倍になり、以降、第二次ベビーブーム世代の高齢化に伴い、2033年(平成45年)には18,366人に達するなど、当面は増加の一途をたどります。また、高齢化に伴い、介護サービスだけではなく医療サービスに対するニーズについてもますます高まるものと思われます。一方で、アンケート調査では、介護を受ける場合(看取りを含む)、「このまま自宅で暮らしたい」との回答した人の割合が一般高齢者※で35.2%、要介護者で43.3%といずれも高い結果となっています。 このような中で、介護サービスを充実させるには、特別養護老人ホーム※などの施設の整備だけでなく、在宅での生活を支援できる基盤整備について、長期的な視点を踏まえながら進めることが重要です。 また、加古川市は市域が広く、9つの圏域ごとにそれぞれ特性があることから、加古川市総合計画や加古川市都市計画マスタープランをはじめとした重要政策におけるまちづくりの方向性と整合させながら、計画的かつ合理的な基盤整備を進めることが不可欠です。 そこで、以下の点に重点を置き、高齢者などの被保険者が介護を必要とする状態になった場合にも、一人一人の生活環境や心身の状況に応じて住み慣れた地域で過ごすことができるよう、在宅サービスと特別養護老人ホームなどの施設等についてバランスよく整備を進めていきます。 介護サービス基盤の整備における重点項目 ○在宅サービスの強化を図ります ○24時間支援体制の充実を図ります ○在宅医療と介護サービスの連携の充実を図ります (1)介護サービス基盤の整備 (2)介護サービスの適正な実施 4.介護保険事業の円滑 な管理運営 【基本目標】 【基本施策】

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