計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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76 項目 内 容 介護慰労金の支給 在宅で生活している要介護認定※4・5又はそれに相当する状態にあり、過去1年間に介護保険サービス(年7日以内のショートステイ※の利用を除く)を利用していない高齢者を介護している家族の精神的、経済的負担の軽減を目的とし、介護慰労金を支給します。 ただし、介護保険サービスが普及し、対象者がほとんどいないことから、制度継続の必要性について検討します。 (3)高齢者が安心して生活できる居住環境の整備 ● ● ● ● ● ● ● 要介護者に対するアンケート調査では、「このまま自宅で生活したい」の割合が43.3%と最も高くなっています。地域においてそれぞれの生活のニーズにあった住まいが提供され、その中で生活支援サービスを利用しながら個人の尊厳が確保された生活を送ることができることが大切です。そのため、身体の状態や多様化する価値観、ニーズに対応した住まいを、高齢者自らが選択できるように、高齢者に配慮した住まいや施設の普及を図るとともに、在宅での福祉事業も推進していきます。 項目 内 容 老人福祉施設などの整備 高齢者が在宅での生活を継続できることは重要ですが、今後の多様な住まいに対する志向にも配慮し、老人福祉施設などへのニーズを見定めながら介護保険事業と連動した施設整備を計画的に進めます。 ○ 老人福祉施設などについては、ニーズにより整備目標量を設定(82ページ参照) 一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯などが、安心して暮らせる住宅を確保するため、サービス付き高齢者向け住宅※の計画的な整備を促進します。支援に際しては、見守りなどのサービスだけでなく介護や医療に関するサービスが適正に提供されるよう促します。 なお、介護保険法による特定施設入居者生活介護※の指定を受ける場合は混合型とし、整備数については本計画において規定します。(82ページ参照) ○ サービス付き高齢者向け住宅の計画的な整備及び適正化 生活援助員※(LSA※)などによる見守り体制の充実 シルバーハウジング※プロジェクトによって整備された高齢者等対応仕様の公共住宅において、生活援助員(LSA)を派遣し、高齢者住宅等安心確保事業を実施します。 また、介護保険施設などへの生活援助員(LSA)の効果的な配置について検討します。 ◯ 「加古川市住生活基本計画」、「加古川市公営住宅等長寿命化計画」などによる高齢者等対応仕様の住宅整備の促進

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