計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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75 項目 内 容 医療・介護連携の強化 医療と介護の連携を図るため、医師会などと連携して、拠点づくりの検討を行います。 また、医療関係者と介護関係者の顔の見える関係づくりを推進するため、地域での医療・介護サービス資源の把握を進めながら、連携における課題について、解決策の検討を行います。さらに、二次医療※圏内における行政間(3市2町※)の連携に向けネットワークを構築します。 ◯ 医療と介護の連携における拠点づくり ◯ 連携における課題やサービス資源の抽出 ◯ 二次医療圏内での行政間の連携 ◯ 24時間365日のサービス提供体制の推進 地域ケア会議※の充実 高齢者に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備を検討するため、地域包括支援センター※ごとに開催している地域ケア会議に加え、代表者レベルの地域ケア会議を開催します。 また、個別支援の取組を重ね、地域の実情に応じたネットワークの構築を進めるとともに、地域の課題を把握し、全市的な高齢者施策の安定化につなげていきます。 ICT※を活用した医療と介護の情報連携の充実 介護サービス利用者、介護支援専門員※、医師、介護サービス事業者などを通信ネットワークで結び、要介護者に関する情報の共有化及び各機関の連携を図ります。 (2)介護者への支援の充実 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 介護を必要とする高齢者が、在宅での生活を続けていくためには、在宅サービスを整備していくとともに、高齢者を介護する家族を支援し、家族の精神的、身体的、経済的な負担の軽減を図ることが不可欠です。 介護者に対するアンケート調査では、介護期間が5年を超える人が41.6%となっています。また、「介護者のつどい」について「知らない」と答えた人が59.1%となっています。このような状況から、介護者への支援をさらに充実していくとともに、制度の周知を図り、介護にあたる家族の健康の保持や生活の継続、負担の軽減を図るための支援策を推進します。 項目 内 容 介護者のつどいの実施 在宅で高齢者などを介護している家族に対して、介護に関する知識・情報を提供し、介護者同士の意見交換や、介護者の気分転換を図ることを目的とした介護者のつどいを開催し、家族介護支援の充実を図ります。地域包括支援センターを含め、制度の一層の周知を図り、1人でも多くの人が参加できるように努めます。 介護用品の支給・貸与 一時的に車いすを必要とする高齢者に車いすを貸与します。 また、在宅で生活している要介護認定※4・5又はそれに相当する人を介護している人に対して、経済的負担の軽減を目的として、介護用品を支給します

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