計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
8/123

2 加古川市においても高齢化は進み、平成26年4月1日現在で高齢化率は23.3%に達し、今後も高齢者は増加することが考えられます。第6期加古川市高齢者福祉計画及び第5期加古川市介護保険事業計画(以下、「前計画」という。)では、地域包括ケアシステム※の構築に向け、継続的かつ着実に様々な方策を講じてきました。 第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画(以下、「本計画」という。)では、前計画で定めた地域包括ケアシステムを新たな制度の下に、2025年(平成37年)までの中長期的な視野に立ちながら、高齢者福祉施策及び介護保険事業の基本的な考え方や目指すべき取組などの見直しを行うものです。 (2)介護保険制度の改正の概要 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 医療介護総合確保推進法に基づき、介護保険制度が改正されました。今回の改正は、「地域包括ケアシステムの構築」と「介護保険制度の持続可能性の確保」を目的としており、その主な内容は次のとおりです。 1 地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の見直し ①在宅医療・介護連携の推進 ②認知症施策の推進 ③地域ケア会議※の推進 ④生活支援サービスの充実・強化 ⑤介護予防の推進 ⑥地域包括支援センター※の機能強化 2 介護サービスの効率化・重点化 ①介護予防給付※(訪問・通所介護※)の地域支援事業への移行 ②特別養護老人ホーム※の中重度者への重点化 3 保険料の負担の増大の抑制 ①低所得者の1号保険料の軽減強化など 4 所得や資産がある人の利用者負担の見直し ①一定以上所得者の利用者負担の見直し ②補足給付の見直し

元のページ  ../index.html#8

このブックを見る