計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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71 項目 内 容 認知症相談体制の充実 各地域包括支援センター※に認知症地域支援推進員※を配置し、認知症の人に応じた適切なサービスの充実を図るとともに、認知症の相談ができる窓口の普及啓発を行います。 そして、地域での認知症支援体制を構築し、地域の実情に応じた健康相談、健康教育、電話相談、訪問など、認知症の人や家族を支援します。 また、各地域での相談会や、法律職、医療職、介護職など複数の専門職が対応するワンストップ型※の相談会を実施し、相談しやすい場を提供します。 ○ 認知症地域支援推進員の配置 ○ 専門職が対応する相談会や身近な地域での相談会の実施 ○ 認知症教室の支援 認知症の人や家族を支える地域づくり 地域や企業・団体・学校などで認知症についての正しい知識や接し方について理解してもらうために、「認知症サポーター※養成講座」を実施します。 また、講師役であるキャラバン・メイト※の育成を行うとともに、スキルアップ研修などを実施します。 さらに、見守りが必要な高齢者が増加している中、認知症サポーターの中で意欲のある人を、地域の見守りボランティアとして養成することを検討します。 ○ 認知症サポーターの養成支援 ○ 認知症キャラバン・メイトの活動支援 認知症の人を介護している家族の会などに、必要な情報の提供などの支援を行います。 また、認知症の人や家族、地域住民、専門職などが参加でき集うことができる場の検討をします。 ○ 認知症の人や家族の会及びサポーターなどの会への支援 ○ 認知症の人や家族の居場所づくりの検討 地域で認知症の人を支援している、医療や介護、保健、福祉などの関係者との連携体制を充実していきます。 ○ 連携のための会議の開催、支援 認知症対応型共同生活介護※(認知症高齢者グループホーム)、認知症対応型通所介護※及び小規模多機能型居宅介護※について住民ニーズに応じた基盤整備を図り、認知症高齢者に専門的なサービスを提供します。 また、既存の広報媒体だけでなく、様々な方法を活用し、サービス内容について周知するとともに、介護サービス事業者においてもサービス内容の充実を図り、その積極的な周知活動を行うよう促します。 ○ 介護保険サービスの活用 認知症見守りネットワークの充実 認知症のため行方不明となるおそれのある人について、日頃から身近な地域で協力して見守り、万が一、所在がわからなくなったときに、地域の関係機関などの協力を得て、早期発見、早期保護ができるよう、ネットワーク体制を充実します。 そして、地域の協力者や協力企業の拡充を図るとともに、制度について、周知し認知症の人を地域で見守ることができる体制を構築していきます。 ○ ネットワークの協力者・協力企業の拡充 ○ 警察をはじめとする関係機関との連携 ○ 効果的な情報共有化についての検討

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