計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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67 2 高齢者を互いに支えあう地域づくり (1)高齢者の見守り体制の構築 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯など生活支援を必要とする高齢者が増加する中、住み慣れた地域で安心して生活していくためには、地域における見守りなどの地域福祉活動による支え合いが大切です。 民生委員の協力により毎年実施している「居宅ねたきり高齢者などの実態調査」では、平成16年の一人暮らし高齢者の世帯数は4,226世帯でしたが、平成26年では7,558世帯に増加しました。また、高齢者のみの世帯は平成16年では4,989世帯でしたが、平成26年では8,813世帯となり、それぞれ約2倍に増加しています。 また、アンケート調査では、家族と同居している高齢者でも、日中では一人になる頻度について、一般高齢者※で「よくある」が33.4%、「たまにある」が43.5%、要介護者で「よくある」が20.0%「たまにある」が50.3%となっています。 これまでも、「加古川市地域福祉計画」に基づき、地域での見守り活動を進めてきましたが、今後も、地域住民や民生委員、町内会、社会福祉協議会、民間企業などと協働したネットワークづくりなど、地域での福祉活動を推進していきます。 また、高齢者自身が地域貢献につながる活動などに参加することで、地域を支える担い手となれるよう支援していきます。 項目 内 容 見守りネットワークの構築 身近な地域で高齢者を見守り支え合うため、近隣の住民が日ごろの声かけなどに生かせるよう、異変に気づくポイントや相談機関などの情報を提供し、高齢者を地域で見守り支えあえるネットワークを構築していきます。 要援護高齢者※宅への訪問活動の実施 民生委員に協力を依頼し、高齢者世帯※の実態調査を行い、確認された要援護高齢者については、必要に応じて関係機関へつなぎ、定期的な見守り活動を行います。 2.高齢者を互いに支え あう地域づくり 【基本目標】 【基本施策】(1)高齢者の見守り体制の構築 (2)生活支援サービスの充実 (3)認知症の人や家族への支援の充実 (4)地域での多様な活動機会の提供

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