計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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66 (2)介護予防や健康づくりへの支援 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 高齢期に、できる限り介護を必要としない生活を送るためには、市民一人一人が各世代の健康課題や自分自身の健康状態を理解し、日ごろから健康づくりに目標を持って取り組むことが大切になります。また、単に高齢者の運動機能や栄養状態など心身機能の改善だけを目指すのではなく、日常生活の活動を高め、社会参加や社会的役割を持つことを促し、一人一人の生きがいや自己実現への取組を支援し、生活の質を向上させていくことが重要となります。 一般高齢者※に対するアンケート調査では、介助・介護が必要になった原因は「高齢による衰弱」が18.0%と最も多く、次いで「骨折・転倒」が16.1%となっています。また、今後の生活で心配なこととして「病気になること」が67.2%と最も多く、次いで「寝たきりになること」「認知症になること」なども割合が高くなっています。 生活機能の維持・向上、そして健康寿命※の延伸を目指し、高齢者自身が健康づくりに向けた取組ができるよう健康教育や健康相談などを実施するとともに、地域の身近な場所で介護予防について自発的な活動が広く実施されるよう、介護予防事業を通じて支援をしていきます。 項目 内 容 健康づくり活動への支援 地域の高齢者サロンで、健康教育や健康相談を実施し、高齢者自身が健康管理をできるよう支援するとともに、健康相談などから何らかの支援を必要とする人を把握し、適切な支援へとつなげる体制づくりを推進します。 ○ 健康に関する情報提供 ○ 何らかの支援を必要とする人の把握・支援 自発的な介護予防活動への支援 地域住民が主体となり、身近な場所で継続して介護予防に関する活動ができるよう支援を行うとともに、活動場所や活動内容などの情報を提供します。 ○ 介護予防に関する自主活動への支援 ○ 介護予防に関する自主活動についての情報提供

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