計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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58 3 基本目標 基本理念と地域包括ケアシステム※の実現に向け、5つの基本目標を掲げます。 「自助」「互助」「共助」「公助」の役割を明確とした目標を設定するとともに、これまでの「公助」「共助」は元より「自助」「互助」への支援にも重きを置いた展開を図ります。 また、全ての目標をより効果的に推進していくため、担い手の確保が重要と考え、新たに「人づくり」を基本目標の一つとして定めます。 基本目標1 高齢者が自分らしく暮らせる地域づくり 【自助】 今後、高齢者が増加しますが、その多くが元気な高齢者であることから、貴重なマンパワーとして、高齢者自身が地域社会の中で自らの経験と知識を活かし、社会の一員として活躍することができる環境づくりを推進します。 また、高齢者自らが生活を支え、維持していけるように、健康づくりや介護予防とともに、就労、生涯学習、スポーツ活動、世代間の交流、ボランティア、まちづくりなどの地域活動を含めた幅広い社会参加と地域の交流の活性化を促進します。 基本目標2 高齢者を互いに支えあう地域づくり 【互助】 高齢者の多くは、住み慣れた地域での暮らしを望んでおり、高齢者福祉サービスや介護保険サービスなどの公的サービスと併せ、地域での支え合いが重要になります。そのため、支援が必要な人に適切なサービスを提供するとともに、地域福祉活動を推進し、住み慣れた地域で、互いに支え合う体制づくりを進めます。 また、高齢者一人一人を尊重し、高齢者の尊厳を保ち、認知症の人や家族を地域で支えるための仕組みづくりを進めます。

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