計画書(PDF):第7期加古川市高齢者福祉計画・第6期加古川市介護保険事業計画
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103 (2)福祉・保健・医療の連携の充実 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 福祉・保健・医療に加え、介護保険制度との整合を図りながら、福祉ニーズの把握から必要なサービスの提供まで、事業を円滑かつ適正に実施するとともに、地域に根ざした健康づくりや生きがいづくり活動を促進するため、関係機関や団体などとの連携を強化していくことが重要です。 本市では、地域の医療サービスの充実を目指した「加古川地域保健医療情報システム」や利用者の視点に立った介護サービスの提供を図るため「二市二町※コミュニティケアネットシステム※」を構築していますが、今後もこのような既存の社会資源を活用しながら、地域ケア会議※などを通じて医師会などと更なる連携の強化を図り、市民の健康づくりや介護予防の取組を進めます。 また、地域包括支援センター※での情報提供を進めるとともに、町内会をはじめとする各種団体や民生委員・児童委員、地域のボランティアなどの協力を得ながら、地域における主体的な福祉・保健活動の展開を促進します。 さらに、社会福祉協議会をはじめ、シルバー人材センターや様々な活動団体との連携の下、地域福祉の一層の向上に取り組みます。 (3)庁内連携の充実 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 今後、高齢化がますます進むことが予測される中で、高齢者が誇りと生きがいを持って、その人らしく生活を送ることができる地域づくりや、介護を必要とする状態になっても尊厳を保持し、安心して暮らせる環境を整えるには、本計画に基づき、様々な施策を円滑かつ効果的に推進していくことが必要です。 そのため、高齢者の福祉事業を所管する部署においては、今後とも、高齢者の自立支援や介護予防などに向けた情報交換や調整を行うとともに、総合的に高齢者福祉サービスの充実を図るため、介護保険事業を所管する部署との連携体制をより強化します。 また、市民ニーズの多様化に対応できるよう、幅広い分野での高齢者福祉の向上を目指し、文化・芸術やスポーツ・レクリエーション活動などの生涯学習活動の機会や情報の提供をはじめ、雇用・就業機会の確保、住宅や都市基盤の整備など、高齢者施策に関連する関係課との連携の強化に努めます。

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