データヘルス計画
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55 (6) 運動習慣がない者が多く、メタボリックシンドローム該当者が多い 特定健診受診者のうち、運動習慣がない者が5割を占めており、特に女性で運動習慣がない者が多くなっている。メタボリックシンドローム該当者の割合は、兵庫県、全国と比較して多くなっており、20歳時体重から10kg以上増加している者の割合も兵庫県、全国と比較して多くなっている。 運動習慣がない者に対して運動習慣の確立を促し、メタボリックシンドローム該当者割合を減少させて、生活習慣病を予防する取り組みが必要である。 2. 目的 (1) 目的(保健事業の成功により数年後に実現しているべき[改善された状態]) 被保険者が特定健診の必要性や健康課題を認識することで、主体的に特定健診等の受診や、各自の健康状態に応じた健康づくりを行うことができる。 (2) 事業目的 生活習慣病の発症及び重症化を予防することで、健康寿命の延伸と医療費適正化を目指す。 3. 目標 短期的目標 (1) 特定健診及び各種検診の受診行動の促進(受診率の向上) (2) 生活習慣病未治療者の受療行動の開始(生活習慣病重症化予防) (3) 運動習慣の確立(生活習慣病発症予防) 中長期的目標 (1) 医療費における生活習慣病(悪性新生物、糖尿病等)の占める割合の低下 (2) 高額医療費の上位を占める腎不全(人工透析有)の割合の低下 (3) 人工透析患者の減少

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