データヘルス計画
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10 ④ 標準化死亡比 標準化死亡比(SMR)は、年齢構成が異なる集団間(例えば加古川市と全国)の死亡傾向を比較するものとして用いられる。標準化死亡比が基準値(100)よりも高い場合は、その地域(加古川市)の死亡状況が基準となる集団(全国)より悪いということを示している。 加古川市は、腎不全(特に女性の腎不全)について全国に比べて高い状況となっている。 【標準化死亡比(SMR)】 総数 男性 女性 平成21~ 平成25年 平成21~ 平成25年 平成21~ 平成25年 全死因 82.2 82.1 82.1 悪性新生物 86.2 89.3 81.0 心疾患 84.4 84.1 84.7 脳血管疾患 74.0 71.4 76.3 肺炎 64.2 62.1 66.4 高血圧性疾患 84.3 79.8 87.2 糖尿病 87.9 91.2 84.1 大動脈瘤および解離 86.1 76.2 97.4 慢性閉塞性肺疾患 81.9 88.4 56.3 消化器系の疾患 83.8 81.1 86.7 腎不全 101.2 96.6 105.4 自殺 98.5 95.5 104.8 (資料:加古川市統計書[web版]保健及び衛生、人口) 2. 医療環境 人口10万対病床数は、療養病床数以外、兵庫県、全国より低く、人口10万対施設数は全ての施設について兵庫県、全国よりも低い状況となっている。 【医療環境(平成25年度)】 人口10万対病床数(床) 人口10万対施設数(床) 一般病床 療養病床 結核病床 精神病床 病院 一般診療所 歯科診療所 加古川市 626.7 308.5 0 158.6 5.2 63.8 44.0 兵庫県 692.3 259.6 3.6 211.0 6.3 90.2 53.8 全国 704.9 257.8 5.2 266.9 6.7 79.0 54.0 (資料:加古川市、兵庫県[平成26年11月20日更新兵庫県ホームページ厚生統計医療施設調査]、 全国[平成26年9月2日現在厚生労働省ホームページ医療施設調査])

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